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「痛いー」

「めっちゃ焼けたんだけど」

「眠い…」

「疲れたー腹減ったー」


一通り海で遊び倒した私たちは皆でホテルに向かっている。



「はいはーい!部屋割り発表するよー」




古川君がホテルに向かいながら皆にホテルの部屋割りを発表し始めた。私はシェリーと一緒みたい。二人で一部屋が基本のようだ。男子たちが男同士の相部屋とかむさくるしいだのなんだので文句を言っているが古川君が…



「っるせ!俺だってな三橋より女の子と一緒がいいんだ!文句なら男女別に決めた瀬林に言え!」

「あ?ちょっと来なさいよー古川ー」

「えー?古川俺との相部屋嫌なのー?誰か俺と一緒の部屋になってくれる子ー」




シェリー目が笑ってないよ…。三橋君の発言に女の子たちがキャーキャー言いだした。皆楽しそうでなによりなんだけど私は若干の不安がある。まあ奴らも合宿だろうからそんなに自由に行動できないでしょ。よって自由に行動できる私の勝ち。うん。



「苗字!」

「わ、…三橋君か…びっくりした」

「どうしたー。なんかあった?俺の部屋来る?話聞くぞー」

「だ、大丈夫だから!」



三橋君が私の頬に手を添えながら言って来た。ここでも王子発揮しちゃいますか…。こういう事恥ずかしげもなくできちゃう三橋君はさすが…。様になってるから尚更。それでいて三橋君の冗談に聞こえないから更にドキドキしちゃうんだよね。



「おい!三橋俺の部屋ってお前だけの部屋じゃねえんぞ!俺もいるんだからな」

「お前俺と一緒の部屋嫌なんじゃなかったの?」

「いいんだよ!もう!」

「どっちだよ」

「名前こっちおいで。こいつらの近くにいるとバカがうつる」




_____________




「おおー」

「でっけ」

「豪華ね」



海の近くだったからすぐに着いたホテル。大きいのは分かってたけど内装もなかなか豪華。んー、家族でもこんなすごいとこ泊まった事ないかも。



「みんなこっちねー」



古川君がバスガイドの様に皆を誘導する。大きいホテルだから迷ってしまいそう。





「あ!あれって立海のテニス部じゃない?」

「うそ?!どこどこ」




おおおおお。マジですかマジですか。何処とかいいから。



「同じホテル泊まるの?!やばくない?」




やばいから、うん、やばいから!!



「古川君早く行こう?」

「おおお、どうした苗字」



グイっと古川の背中を押した。相変わらず後ろの方で女の子がキャーキャー言っている。早くエレベーター乗ろう…?


130622



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勝ち気なエリオット