54「忘れ物ない?」
おはようございます。色々あった三連休も今日で最後。3日目の朝です。
「お昼頃にはバス乗らなきゃ行けないからね」
ホテルのチェックアウトまでに部屋の荷物を片付けてる所です。午前中にはホテルを出てバスに乗って帰る予定。
「あー、休みが終わるーやだー」
「明日からまた学校とか無理」
「ねー」
三連休楽しかったけどさ…けど、個人的には心休まらなかったっていうか…海が疲れたとかじゃなくて、まさかの人物に会いすぎたって話。それに、なんていうか…跡部とは色々あったし…
「名前!」
「は、はい!?」
「そろそろ部屋出ないとだけど大丈夫?」
「おっけおっけ」
次会った時どういう顔していいか分からない。っていうか極力会いたくないのが本音…。なんか跡部の事で考えさせられるのって凄い不服なんだけど!どうした私!
「名前、おいてくよー」
「行く行く!待って!」
_____________
「リゾート地ともお別れかよ〜」
「明日から学校とかつらい」
バスに乗り込みみんなで帰ってます。
「そういえば、名前はさー?」
「ん?」
「跡部くんと仁王くん、どっちが好きなの?」
「……は?」
「クラスの女の子達が話してたんだけど、2人とよく一緒にいるの見かけるらしいんだって、で、本当のところどうなの?!」
いやいやいや、いつの間にそんな話が?え、ちょ、え?!ていうか、本当も何もないよ、2人に毎回連れまわされてるだけなんだけど。
「いやいや、ない。2人ともないから。たまたまよく会うだけ、それだけ。うん」
「そーなのー?あんまりフラフラしてると三橋が嫉妬するよ〜?」
「え、なんで??」
「………いや…いいわ。とりあえずあんたが誰とくっつくか楽しみだわ」
「なにそれ?!」
誰とくっつく?なんかそんなのまったく考えてないんだけど。……恋なんてここ何年もしてない。何年も前はしてたのかと言えばそんなの中学生が先輩に憧れたり同じクラスの人気者の男の子をかっこいいと思ったりだとかそんなんでしかなくて。付き合っても友達の延長みたいな関係だったり。言われてみたらまともな恋愛ってモノをした事がないかもしれない。
ワイワイ騒ぐ人もいればぐっすり眠りにつく人もいるバスの中、私は1人ボーッと考える事しかできなかった。
It is to be continued...
140127
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