「やだ、俺もう帰る」
「悪かったって…名前」
「やだ、気持ち悪い。やだやだやだ」
別に跡部が悪い訳じゃないけどさ…太郎に抱き締められるわキスされかけるわでもう半泣きになってる俺。もう帰りたい大阪に帰りたい。
「泣くなよ、名前」
ぐいっと腕を引かれ俺は今跡部の腕のなか。俺を抱きしめ頭を撫でる。
「跡部…」
「名前……」
「って、調子のんなよ!!!!」
「うっ…!」
鳩尾に一発食らわせてやる。
「だから氷帝嫌なんだよ…主に太郎とか太郎とか太郎とか」
「いいじゃねぇか、俺とか宍戸とかいんだろ?」
「お前はおまけだバーカ」
跡部の手を払いのけ帰る支度をする。とっとと大阪戻んぞー。
「もう帰っちまうのかよ」
「今すぐこの地を出たい」
「………」
「また来るよ……学校外であおうぜ…」
「あぁ…」
氷帝から東京駅に行き、そのまま新幹線で大阪に向かった。
140819
まえ|つぎ
もくじ