夢じゃない現実
「やっっ、ばかった」
隣に眠る美女が本当に自分と付き合ってくれてる女の子であることが嘘じゃないかと、夢じゃないかと思うけど一度深呼吸をして目を閉じると鮮明に昨晩のことを思い出す。
『ぁ、ぁ、んん、すき、すきぃ、しょ、ようさっんん〜っぁん!!』
『おねがい、まだ、だめ抜かないでぇ、やだやだ、』
『くわえてい?ね、わたしも、しょうようさんのこと、きもちよくしたい』
『だいすき、……あと1回だけしよ?』
正直後半は普通の女の子と付き合ってたら出来ない経験をさせてもらったと本気で思ってる。あんなこと普通に率先して出来るもんじゃない。それに回数だって多くても2回くらいだったのに対して昨日は7回ほどした。思春期のセックス覚えたての男ってわけでもないのにいくらしても足りないくらいだった。
というかまじでエロすぎてやばい。動画で見てたはずなのに身体のてっぺんから先まで全てが造形品のように美しすぎて、でもその美しさが見た目だけじゃなくて触るとどこも柔らかくて肌とかも自分と比べても絶対しっとりもちもちしててなんかもうすごい。俺たち相性いいんじゃないかと勘違いしそうになるくらいセックスも抜群に良かった。
「あーやべ勃ちそう」
自分が怖くなるくらいみのり限定で性欲が増してしまう気がした。もう少し寝顔を見ていたかったけどさすがに彼女が起きた時に勃ってたら最低だから抜いてこよう…と思い俺はベッドから立ちあがろうとした瞬間。
「っ!?な、」
「おはよ、……勃ってるの?」
「あ、ご、ごめん!おはよう、あの、」
「?どうして謝ったの今」
「あ、えーーっと…勃ってるの、きもいでしょ」
「なんで?」
「なんで、って…ちょ、おい!?」
「ぬひへあへる(抜いてあげる)」
みのりが起きた瞬間上に乗られ、挙げ句そのまま起き上がった肉棒を咥えられとんでもテクニックに吸い取られてしまった。出すまで約たったの10分の出来事だった。
「いや、だった?」
「……嫌じゃないよ、当たり前だろ」
「でも不服そう」
「………朝から刺激が強すぎる」
「………だって彼氏が勃ってたら彼女が対処してあげるものでしょ?」
「くっ……、なんて出来た彼女なんだ」
「ふふ、翔陽さん、大好きだよ」
「ゔ…、俺も、すっっごい好き」
華奢な身体をギュッと抱きしめると彼女もそのまま首に腕を回してスリスリと頬擦りした。一生ここにいたいと思える幸せだった。
しかしこういう時ほどピンチというものは訪れるものだった。俺はこの時事務所に写真が送られてきたことをまだ知らない。