留三郎と文次郎は実は仲良し?の段



乱太郎side

こんにちわ、一年は組猪名寺乱太郎です
今回僕ときり丸、しんべヱは学園長の思い付きにより学園新聞をつくるということで六年生に関する都市伝説を記事にするため六年長屋にやってきています。



まず一つ目のお題は「その1、潮江先輩と食満先輩は実は仲良し?!」ということで六年生の立花仙蔵先輩と七松小平太先輩と夜神蒼真先輩にお聞きしました

仙蔵「はぁ?文次郎と留三郎が実は仲良し!?

いくらなんでも‥‥それはないだろう!」

腕を組みながら考えるまでもなく仙蔵が答える。

きり丸「で、ですよねぇ〜すみません‥‥」
乱太郎「すみません、学園長先生が急に学園壁新聞を作るっとおっしゃったもので!」
しんべヱ「えへへ‥‥すみません」

頬をかき苦笑いしながら謝る三人に顎に手を当てながらニヤリを笑いながら小平太が言う。

小平太「ふふ〜ん‥‥それはどうかな?」

仙蔵「あの二人一年生のころからあんなかんじだったぞ?」
小平太「だからなのだ、人間そんなに不仲が続けられるものか?」

仙蔵「う〜ん‥‥確かに」
「‥‥あはは‥‥犬猿の仲ということも考えられるけどね」

小平太「私なんか今日怒っていたことも明日にはわすれているぞ?」

仙蔵・蒼真「それはお前だからだろう/だよ!!」

二人の突っ込みに私たちも頷く。
小平太「いやぁ〜あはは!そうか?なはは!

仙蔵、蒼真私たちが学校を卒業した時のことを考えてみろ‥‥忍術学園といえばこの世界では結構知られている

お陰でわたしたちのこともな!」

仙蔵「なにがいいたい?」

小平太「つまりその噂を逆手にとり学園の中で一番けんかっ早いと悪評を流せば」

仙蔵「敵地で情報収集するときのカモフラージュになる」
小平太「そういうことだ!」

先輩たちの思量深さに思わず関心の声を上げる私たち。

きり丸「じゃああの二人の不仲はそう皆に思わせるためのおしばい!?」

小平太「ふむ、確証はないがな‥‥」

乱太郎「確かに24時間忍者している先輩ならあるかも!」
しんべヱ「卒業したことのあとも考えるテル何て!」
きり丸「たとえそれが他の友達を欺くことになったとしても!!」

先輩たちの言葉を聞いて私たちは本当かもという可能性に目を輝かせた‥‥。

仙蔵「ちょっとそれは美化しすぎじゃないか?汗)」

「でも‥‥それはないんじゃないかな?

あの二人が‥‥出会った頃から仲が悪かった気がするし
そんな先のことまで考えてるとも思えないし‥‥」

校庭の裏庭で何やら叫んでいる声が聞こえた

「うるらぁあ〜!!」
「ギンギーン!!」

何やら聞き覚えのある声が‥‥戦っているのか
鉄同士のぶつかり合う声が聞こえる。
文次郎「このバカ留が〜!!」
留三郎「うるせぇ!!このバカ文次が〜!!」

文次郎「ギンギーン」
留三郎「よぉし、勝負だぁ〜!!」

僕たちは声のする方へ行くと二人は誰もいないのに激しくぶつかり合っていたのをみて呆れていた。

乱太郎「誰もいないのに戦っている‥‥ということは!」
仙蔵「仲がいいわけがないな‥‥」
小平太「そうだな‥‥乱太郎、きり丸、しんべヱ」

「「「はい?」」」

小平太「そんな細かいことは気にするな!」

七松先輩が笑い僕たちは苦笑いをする。

「‥‥それに、あの二人がずっと仲が良かったら嵐なってもずっと鳴りやまんだろうしな‥‥」

夜神先輩が冷静に二人が戦う姿を見て呟いた。
確かにあの二人が珍しく意見が合うだけで雷が鳴り雨がどしぁぶりになるもんな‥‥

これは記事にできないか〜‥‥はぁ‥‥。