中在家先輩は実はおしゃべり?!の段
乱太郎たちは次のお題その二「中在家先輩は実はおしゃべり?!」を調べにやってきた
話を聞いたのは文次郎と伊作の二人だった。
文次郎「おしゃべり長次‥‥」
と何故か怖い話を話すかのように雰囲気を怖くして文次郎が話をし始める
文次郎「丑三つ時になったときだった長次は目をパッチリと開きむっくりと起き上がる。長次は隣で寝ている小平太の規則正しい寝息を確かめるとおもむろに口を開けた。
そしてキャラクターに合わないからと京我慢していたことを早口でしゃべりだしたのだった。
そろそろ本が傷んでいるから修理しないといけないな。
違う違うその本はBの棚その本はAの棚だ!
オバチャんごはんはもっと大盛に
うん、流石は文次郎だ術も技もきれきれだ。やるなぁ…もそっ。
なんてことをな!!」
と一人で長い話を話し始めると乱太郎たちが感心したように「おぉ〜!」と声を上げると隣で聞いていた伊作が苦笑いしながら答える
伊作「本当にそんなことがあったのかい?!」
文次郎はしれっと答えた。
文次郎「いや、今作った」
というと乱太郎たちは息が合うようにこける。
伊作「長次のことのなら同室の小平太のほうがくわしいんじゃないか?」
しんべヱ「七松先輩は細かいことは気にしない人なので」
文次郎「同じ図書委員のきり丸はどうだ?」
きり丸「そんなことがあったような〜なかったような」
伊作「僕には想像がつかないよ‥‥あはは」
乱太郎「はぁ〜また記事にならなかったね」
しんべヱ「うん」
文次郎「お!長次だ!お前ら長次に直接聞いてみろ!
オイ、長次〜!!」
少し離れたところに歩いている長次を見つけた文次郎が声をかけた。
長次「‥‥もそ」
乱太郎「あのぉ〜、普段無口でいる中在家先輩ですけど!!」
しんべヱ「実は人に隠れてたくさんしゃべっていたり‥‥しないですよね?」
長次「何故‥‥」
乱太郎・しんべヱ「「え?」」
長次「何故その秘密を‥‥知っている?モそ」
「「えぇ〜!!!」」
乱太郎「あ、‥‥あぁあああ、あの!アの!
その噂、忍術学園の壁新聞の記事にしていいですか?」
長次「いいだろう‥‥もそっ」
乱太郎たちが手を上げて喜んでいると伊作から「ちょっとまった〜」トの声が上がる。それに乱太郎たちが「はい?」ト答える
文次郎「長次そんなことは初耳だぞ!?」
長次は「ふん」と鼻で笑い小さく呟いた
長次「能ある鷹は爪を隠す‥‥もそっ」
文次郎「だったら今俺たちの目の前でぺらぺらしゃべるお前を見せてもらおうか?」
長次「いいだろう‥‥では」
乱太郎「すごい!コれは凄い記事になるよぉ〜!」
ト興奮している。
しんべヱ「うん!コれで学園長先生の壁新聞作りからもおさらばできるぅ〜!!」
長次「も‥‥‥」
「「「も?」」」
長次「モソモソ‥‥モソモソモソモソモソモソモそ!!」
とただ「もそ」を段々早く言っているだけだったので文次郎が制止する
文次郎「そんなのがお喋りの内にはいるか〜!くだらん見え張るなぁ〜!!」
長次「もそ〜!モそっ〜!!」
ト怖い笑みを浮かべながら話していた。
乱太郎はトーンを低くして「つぎいきま〜ス」と伝えた
しんべヱ「ありがとうございました」