任務開始!の段

僕たちザ・チルドレンは今日BABEL本部へ呼び出されていた
何でも普通の人々がまた何かを企んでいるようで動き出しているらしいという情報が入った。

場所は人気が少ない森の中で行われているようだ‥‥
森の中にはかつて、どこかの研究者たちが残した廃墟研究所があったはずだが‥‥

僕たちは葵のテレポートで現場付近まで到着した。

皆本「いいか、お前たち‥‥今回の任務は奴らの目的を探ること

そして、できればその計画を阻止するのが今回の任務だ。くれぐれも無茶をするなよ?」

彼の名は皆本 光一(みなもと こういち)声 - 中村悠一
20歳で天才とも呼ばれており、チルドレンの主任でもある。
いつもマイペースなチルドレンたちに手を焼いているのだ。

薫「わかってるって!要するにあいつらをぶっ飛ばせばいいんだろう?!」
葵「心配しょーやな!」
紫穂「相手の悲鳴を聞くの‥‥楽しみね‥‥♪」

皆本「お前ら‥‥全然わかってないな?!」

「‥‥」

一人静かな少女は一人冷静に廃墟の建物を見つめていた。
遠隔透視能力リモートネスクレヤボヤンスの能力を使い建物内の様子を探っているのだ

皆本「‥‥雪奈‥‥?」

「‥‥建物内には10人前後の人数ですね、8人くらいは武器を装備しているようです。

建物に関してはそんなに複雑なところはなさそうなのですが、一部だけぼやけている部分があって読み取れないです」

皆本はすでに任務の内容を理解し行動を始めている冷静さと賢さに目を見開き心の中で感動していた。

薫「10人か‥‥少ないな‥‥」
葵「っていうか、いつの間に能力使ってたんや?!」
紫穂「相変わらず‥‥冷静ね?雪奈ちゃんは‥‥」

それぞれ口々に感想を言う‥‥。
皆本「お前らも見習えよ?…ったく‥‥」

薫「皆本〜それより早く解禁してくれよ!!」

皆本「‥‥はぁ〜‥‥特務エスパーザ・チルドレン‥‥解・禁!」

薫「よぉ〜し、どんな敵がこようとも」
葵「うちらは、悪事を見逃さない」
紫穂「どんな相手が来ても敵なし何故なら!」
「‥‥可憐に羽ばたく正義のヒーロー」

「「「「絶対可憐・チルドレン!」」」」

皆本「‥‥お前ら‥‥雪奈も巻き込んでやるのか‥‥呆)」

いつもの決め台詞を決めて静かに潜入が開始された‥‥。
誰もがこの任務は早く終わり無事にBABELに帰れるだろうと‥‥思っていた‥‥。


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