04
殺せんせーとイトナの戦闘が終わって一段落ついた後、皆で烏間先生の元へと集まった。
「烏間先生……あの、もっと教えてくれませんか。暗殺の技術を」
「今以上にか?」
烏間先生の問いに、皆は頷き返す。
「今回のイトナ見て思ったんだ。誰でもない、俺たちの手でやりたいって」
「殺して、自分達の手で答えを見つけたい」
皆の真剣な言葉を聞いて、烏間先生も納得したようだった。
「……分かった。では希望者は放課後に追加で訓練を行う。より厳しくなるぞ」
「はい!!」
そして早速、今日の放課後から訓練が実施されることになった。
「では、新設した垂直20メートルロープ昇降! 始めっ!」
「厳しっ!!」
いきなりの厳しい訓練だったが、皆必死についていった。
その後、暗くなるまでみっちり訓練は続いた。
「はぁ、今日は疲れたぁ……」
ハードな訓練が終わり、紗良はその場にへたりこんだ。
そんな紗良をカルマが上から見下ろす。
「お疲れー。帰る体力残ってる?」
「うん、なんとか……」
くたくたの紗良に対し、カルマは疲れた様子をほとんど見せいない。さすがカルマだ。
「紗良って、あんまり暗殺には積極的じゃないと思ってたけど、今日はかなり頑張ってたね」
「やっぱり私も、殺せんせーはE組の皆で殺したいなって思って。E組以外の人に殺されるのはやっぱり嫌だから」
「そっか。まぁ心配しなくても、最後に殺せんせーを殺すのは俺だけどね」
そう言ってカルマは自信に満ちた表情浮かべる。
カルマらしいなと紗良は思った。
「じゃあ、私はカルマ君が殺せんせーを殺すお手伝いが出来るように、頑張るね」
紗良が笑顔でそう言うと、カルマも笑みを返した。
「サンキュ、紗良」
転校生の時間 二時間目 end
2016.04.08
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