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「まさか、紗良が家庭科満点とはねー。やったじゃん」
カルマに褒められた紗良は笑顔で「うん!」と答える。
テストで満点を取れたこともそうだが、触手を破壊する権利を得て暗殺に貢献できることが紗良は嬉しかった。
「これでやっと皆の役に立てそう。満点とれたのは、カルマ君のお陰だよ。ありがとう!」
紗良からお礼を言われて、カルマは不思議そうな表情を浮かべて首を傾げる。
「いや、俺は家庭科ほとんど教えてないけど?」
テスト期間中、紗良は毎日カルマの家で勉強を教わっていたが、家庭科は紗良の得意科目ということもあり、ほとんど自分自身で勉強していた。
「カルマ君が他の科目をしっかり教えてくれたから、私は家庭科の勉強に集中できたの。だからありがとう!」
予想外に感謝をされ、カルマは少し目を丸くすると、照れ隠しからか紗良の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「わっ、ボサボサになっちゃうよ!」
「褒めてあげてんの」
「もうっ……!」
もうすぐ、中学最後の夏休み。
南の島での暗殺旅行まで、あと☓☓日――。
期末の時間 end
2019.12.31
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