Short Story





コアラちゃんと笑顔

「もう、そんなに泣いたって仕方ないよ。」
私の前で涙を流すキミ。もちろん、泣き顔もかわいいけど、やっぱりキミには笑顔でいてほしいから。
そっと目元をぬぐってあげると、ようやく私の顔を見る。
「ごめんね、毎回。」
小さく震える声で謝られる。
「私はごめんより別の言葉が聞きたいな。」
そういえば、キミは一瞬ぽかんとした顔を見せた。
それからふわりと笑って「ありがとう、コアラ」と、私の大好きな顔でそう言った。


ほらね、キミには笑顔がよく似合う

そんなキミの笑顔に私の心臓は高鳴ってばかりなんだよ。


お題:レイラの初恋(君→キミに改変)