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「私は鬼殺隊 蟲柱の胡蝶しのぶと申します。みなさんを助けにきました」
『た、すけに……?』
「はい!そちらの方は大丈夫ですか?あなたもすごい怪我ですよ」
『お願いします!!善逸くんを!彼を助けて下さい!毒が巡ってて……!死んじゃいそうなんです!お願いします!』
「まぁ、それは大変でしたね、落ち着いて下さい。大丈夫ですよ。みなさん助けますから」
今にも泣き出しそうな私を落ち着かせるような口調で話す目の前の女性
「ゆっくり息をすることで毒の巡りを遅くしてたんですね、大丈夫です。この薬を打って時間が経てば元気になると思います。手足も元の長さにちゃんと戻りますよ」
『ほ、本当ですか?』
「はい。とりあえず私はあちらの方たちの所へ行ってきますのでこの方をお願いしてもよろしいですか?」
『は!はい!もちろんです!ありがとうございます!』
「ありがとうございます。ではお願いしますね」
彼女の言葉に思わず安堵の表情になった私を見てにこりと微笑みを残し、その場を去った。
『よかっ、た……本当に良かった……』
先程の苦しい様子ではなく、穏やかな顔をして眠る彼の頬に触れた
大丈夫。温かい……
生きていると安心すれば頬を伝う涙は止めることが出来なかった
それからは私も手当てをされ、私たちは蟲柱の屋敷である蝶屋敷へと案内されるのであった
「すみませんが今部屋に空きが無いため、同じ部屋でもよろしかったですか?」
『は、はい!大丈夫です!すみません、何から何までして頂いて』
「いえ、お気になさらず。ゆっくり休まれて下さいね。何かあればこの子達か私に言って下さい。では……」
部屋へと案内され、説明をした彼女は仕事があるのでとだけ言い、この部屋から出ていった
横をちらりと見れば眠り続ける金色の髪を持つ彼がいる
助かったとは言え、身体は毒でかなり侵食されていた為、目を覚ますには時間がかかると言われた
「あ、あの……!」
『どうしたの?』
先程、しのぶさんが話してた"この子達"と言われる3人組の女の子がこちらを見てもじもじしている
「何かあったら言って下さいね!力になりますから!」
『あ、ありがとう!』
ちらりとこちらを見て話す彼女たちはとても可愛く、初々しい。
ありがとう。と返せば顔をぱあっと明るくして新しいタオルとか色々持ってきますね!と言い、去っていった
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