短め
クシナからミコトの出産を聞きつけたなまえはお祝いのついでにイタチに会い来ていた。
「いらっしゃい、来てくれてありがとう
この子がサスケよ」
「ミコトおめでとう!
イタチくんもついにお兄さんだってばね」
ミコトの抱く赤ん坊…つまりサスケを抱かせてもらえば小さくて可愛かった。これがあんなに仏頂面になるなんて考えたくないなという考えは緩む顔の下に隠す。
「あら、なまえちゃん抱っこ上手ね」
「なまえってば弟できたときのために一生懸命練習してたんだよ」
「まあ!」
クスクスと笑う女性陣にいいでしょうべつに久々なんだから練習くらいしても!と不満に思うがケラケラと笑うサスケを見ているとどうでも良くなる。
その日は夕方になるまでサスケから離れずイタチとふたりでサスケをあやしていた。
「どうした?」
「……イタチ、絶対に弟たちには悲しい思いさせないようにしようね。」
「そう、だな」
元気に泣くサスケに私はグリグリと頬っぺたをさすり決心する。今は置いてきてしまった家族の分まで、めいいっぱいめいいっぱい育てるからね。
その二ヶ月後シカクから出産したと話を聞いてそちらにも飛んで行った。
シカマルくんも可愛かったです。
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零