「それでねーちゃんがさ、」
「おまえほんっと姉貴好きだなシスコン」
「だからイトコだって！」
「かわんねーよ」

だって俺に関係ないし
やれやれと肩を上げる倉間に思いきり詰め寄る

「変わるわ！イトコなら結婚もできるだろ！」

「ぶはっ！！！」
「え、はあああ！？」

「なにおまえらどうしたんだよ」

いきなり後ろから聞こえた濁音へ振り替えればわなわなと震える神童と霧野姿があった。仲良いなお前ら。


「おま、おま…」
「ん？」
「その…そのイトコのこと…す…す……」
「好きかって？そりゃ大好きだよ」
「うああああああ」
「なんなんだよ神童」
「バカ野郎オレは認めないぞ！」
「はあ？霧野に認めてもらわなくても問題なくね？」

空気と化した倉間が割って入ってきた途端神童は目に見えて落ち込んだ。霧野は関係あるわ！と詰め寄るしだんだんと方向性がずれていることに気がついた。

「……あのさあ、ねーちゃん一応結婚してるよ？」

それにオレと10歳離れてるよ？

「え、でもイトコとは結婚できるって…」
「大好きって言ってなかったか」
「てか10歳上ってまじ？」

「え、なに勘違いしてんの？実の姉とイトコの姉だと結婚できるかできないか変わるだろ？それにオレはねーちゃんのこと大好きだけど尊敬の方だからってあれ、なんで君ら固まってんのほらいい加減サッカーやろうぜ！」




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GO男主
ベーコンレタス設定
無気力と連動性


→ 零