「無理だって言ってるでしょ」
「でもそら姉!皆人手が足りなくて…」
「虎丸、責めるわけじゃないけど…人手が足りないのはこっちも一緒だって解ってる?」
「うっ…解ってるよ…」
「それに、あっちにはマネージャーが3人もいるんでしょ?大丈夫だよ。」

やれば出来る。と問答無用に切り捨てるそらに虎丸も若干焦り気味だ。いくら円堂たちに頼まれたからって引き受けるんじゃ無かった、と後悔していた。

肩を下げた虎丸にそらはため息を落とす。

「手伝いたくないわけじゃないんだ解ってよ虎丸」

「……解ってるよ、そんなの。そら姉はお人好しだから」

「まあ私なりに色々考えたんだけどね、」

どう考えても夜中仕込みが終わってから向かって朝と夜の準備ならできるかな、しか思い浮かばなくて。でもそれじゃあおば様に迷惑かけるし寝れないし勉強出来ないしってことで却下

「ちょ、流石に夜中出歩くのは駄目だからね!?」
「でしょう?」
「そら姉いつもふらふらするし危ない人にあったらどうするわけ!?」
「でしょ?」

何か気にくわないが肯定するべき部分なため頷けば何やら考え込む虎丸。そこまで深刻な問題なのか、私が手伝わないって…いや違うか。

「おれからもやっぱそら姉はダメだって言っとくよ」

「それは大変ありがたい」

「ううん、おれこそそら姉に負担かけすぎてゴメン…」

らしくもなく謝る虎丸に苦笑し頭を撫でてやればギュッと抱きついてきた。やっぱりまだまだ小学生なんだな、と感慨に耽る。


(あ、合宿に参加して良いよ)
(……………だめ。)
(………じゃあ最後まで参加して来て良いよ)
(…手伝う)
(帰ったらゆっくり休んで良いから)


(…なに…そら姉バカじゃないの?)
(……………は?)