「……………え、明日休みなんですか?」

「そう、だからそらちゃんも今日明日ゆっくり休んでね?」

「は、はい。」

おば様から告げられた内容に戸惑いながらしかし急な休みをいかに過ごすか頭の隅で考える。やっぱ寝て過ごすかな…ところでなぜ急に休みになったのだろう。

「響木さんに誘われてね、虎丸の試合を見に行こうってなったのよ」

「響木……さん……?」

誰だそれは。思わず眉をしかめて訝しげる。楽しみにしているおばさまに何故か言い出し難く口をつぐむ羽目になった。

「虎丸の試合か……」

「ふふ、楽しみだわ」

「そう、ですね。」

本当に楽しみにしているおばさまに邪魔しちゃ悪いな、なんてぼんやりと考える。サッカー…ねぇ…円堂は頑張ってるだろうか。虎丸は皆と仲良くやれてるだろうか。………柄にもなく心配になってきた。ちょっとだけ、明日覗いていこうかな。

「そういえば……」

トラウマは克服出来たのかなあの子……今まで口出ししなかった問題がふと頭によぎる。

…………。

「おばさま、私ももしかしたら虎丸の試合覗きに行くと思います」

「そらちゃん…なら虎丸は頑張らないとね!」

「大丈夫、虎丸はおばさまに勝利をプレゼントしてくれるよ、絶対。」