虎丸がライ……なんたら島…に飛び立ってからいつも通り学校行って眠たい授業受けつつ寝て過ごし、帰って夜になればお店を手伝う。を繰り返した。
「…………あれ?」
授業終わってる。教室に誰もいないことから、皆帰ったのだろう。窓を見れば夕焼け色だった。ヤバイ、寝過ごした…!慌てカバンに私物を詰め込みながら、ふと思った。
「……………あれ?」
私、移動教室の時どうしてた?今日までの一週間お昼ご飯食べてた?今日誰と出会ったっけ?
「…………あき…なっちゃん…えんどー…」
いないだけですっごく、すっごく寂しい。目から溢れる涙をそのままにしばらく立ち尽くした。
「秋も円堂もいないんだ…」
もう、一週間もあってないんだ…。
円堂たち……勝ってるかな…大丈夫ゆーしょー、するんだもんね。
それにしても担任も起こしてくれれば良いのに…他の子たちもー…やっぱ秋と円堂に依存してたかな…あの二人はなんていうか、心が休まるんだ。安心するんだ。二人のために何かしたかったけど……優勝したらお弁当以外に、目一杯手料理振る舞おう。それで美味しいって言ってもらうんだ。笑った二人の顔を思い浮かべて目元が下がった。うん、嬉しい。絶対喜んでもらおう。
ふと時計を見れば17時を指していた。うあっ流石にそろそろ帰んなきゃ!ぱたぱたと振り返らずに走りだした。
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零