「おう、源田来てたのか」
「ああ。優勝おめでとう佐久間、鬼道」
着いて早々話し出したおにーさんは放って夏未を探す。視線を巡らすと冬花さんと話している秋を見つけた。
盛り上がっている虎ノ屋に手伝いに入れば夏未はそこにいた。
「あ、あのー…なつみ、さん…?なにして…え?」
厨房にいた夏未を瞠目してみつめれば、あなたを待ってたのよ。と持っていた包丁を下ろし振り向いた夏未に、え?なんで包丁持って…え、大丈夫?思わず戸惑いわたわたと夏未の様子をうかがっていた。
「何の心配しているの。まあいいわ、おばさま、ありがとうございました。少しだけそらさんをお借りますね」
おばさまに頭を下げた夏未に目を瞬かせたが引っ張られる腕に足がそのまま歩みを進めた。
「なっちゃん」
「………」
「なっちゃん?」
「…今日は、料理どうもありがとう」
「やだな、なっちゃん私がマネージャー断ったこと知ってるでしょ?………お詫びもかねて振る舞うんだよ、あとは労いもね」
特になっちゃんに食べてもらいたいんだけどなそらさんは。捕まれた腕を反対の手で握りへらりと笑う。そんな顔しないでいいよ、いつものなっちゃんが好きだよ。
「なっちゃんにも食べてもらいたいな
おつかれ、夏未」
がばり、飛び付くように抱きついてもう一言付け足せば呆れたように抱き締めかえしてくれた。
「ばかね、私なら大丈夫よ」
(おかえり/ただいま)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あれ、夏未さま落ちとかそんなまさかまだ続きますよ!
NG
「沈み込んだ顔も可愛いね!」
「黙りなさい」
「そーそー、夏未はそうでなくっちゃねー。ほら、お姫様!いこうよ、みんな集まってるよたぶんね!」
無駄に高いテンションだったためNG
→
零