戻ったきた皆に紛れ、教室に戻る途中、突然、後ろから肩を掴まれた。


なんだか物凄く、ものすごおおーく嫌な予感はしたが、一応振り向いてみる。


「おい、姫龍、お前今まで何してた?タバコの匂いがするんだが、どういうことか説明してもらおうか?」


般若のような、お顔をした烏間様が、いらっしゃった。おいおい、待て待て!見つかるの早すぎるよ!笑えないよ畜生め!!

ねえ、目が笑ってないよ烏間!?お願い、ごめんって悪かった!!


『私が悪かったから本当にごめんって!!』

「こっちに来てもらおうか」


普段、絶対と言っても過言じゃないくらい笑わない烏間が、青筋を浮かべながらニコォっと笑う。その瞬間ゾゾゾッと寒気が全身を襲った。やばいあんたその笑顔、それだけで、人殺せるよ。

あぁ、なんと言う死刑宣告でしょうか神様?


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