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源絶ち



※【log03】収録の続編になるお話。
※審神者襲撃編ネタ・前章。
※ログへの本ネタとしてアップした分も含めてかなり前に書いていた物です。
※しかし、根気が続かなくてこれ以上書けなくなった為、補完枠として掲載。
※以下より話の流れ等有り。


 黒本丸元主の男(闇堕ち、時間遡行軍の大将)ととある時代の戦場で遭遇。
審神者、敵軍清光により片足を刀で刺され負傷(※この時点で夢主は刀剣男士達と共に出陣している)。
敵軍退いた後、緊急送還。
止血帯でも足りず、山姥切の布も巻く事に。
 第一部隊は予定時刻より大幅に遅れて帰還。
和泉守の腕に抱かれた審神者。
意識は黒丸(審神者の魂の中に居る猫神様の片割れ)によって深く落とされていて眠っている。
しかし、出血量が多く、蒼白い顔。
 一番に出迎えに駆け付けた安定は顔面蒼白で駆け寄る。
帰還を喜ぶべきなのに、様子の可笑しさに気付いた清光が後ろからやってきて、審神者を目にする。
時が止まるが如く。
次の瞬間には仄昏い目付きで喉の奥底から絞り出したような低い声で問うた。
誰がやったのかと。
何処のどいつだと。
敵か、他所の本丸の奴か。
何処のクソ野郎か答えろよと。
堀川、今にも堕ちそうな勢いの荒ぶりに慌てて抑える。
和泉守、苦しげな表情でこの本丸の元主だと。
そして、審神者をこんな目に遭わせたのは敵方の加州清光だと零す。
後の説明を黒本丸時代からの出身である長谷部が引き継ぐ。
 審神者、帰還して即薬研他粟田口医療班に引き取られ治療。
状態が酷く、精神的ショックから高熱状態が続き、目を離せぬ日が三日は続いた。
その間、清光は寝ずに審神者の看病に付く。
皆が心配する中、気持ちだけは分かる安定が諭す。


初出日:2021.04.24
加筆修正日:2021.09.07