体が勝手に動いたの

目の前から消えていった男たち。
ホッしてしまったのか、
その場に崩れ落ちそうになった所を
そばにいた爆豪に支えられ抱き締められた。

「お前、なにしてんだよっ!」

『爆豪…よかった無事で…』

「無茶してんじゃねぇ」

『だって…、体が勝手に動いちゃったんだもん』

後ろを振り返ると、
プロヒーロー達が集結していて
なぜ彼らが撤退したのか検討がついた。


集中して力を使ってしまったせいか、
私はそこで気を失ってしまっていた。

最後に覚えているのは、
爆豪の温かくて優しい背中の感触。




(爆豪が名字をおぶさり保健室へ向かう)


峰田「名前、エロかった」

八百万「峰田さん!こんな時に!!」

爆豪「クソッ!死ね!殺すぞ!」

麗日「まぁまぁ…」

轟「…(確かにエロかった)」

爆豪「あの野郎、殺す。ゼッテェ殺す!」

緑谷「かっちゃん!顔が…!凄いことになってるよ!!」