「オッスオッスオラ##name2##!あれ億泰はー?」
学校に向かっている歩いていれば見知った友人を見つけ声をかければこちらに気が付いたようで返事をくれた。
「お*、今日、億泰待っててもこねーから置いてきちまった!多分寝坊だろ...つーか、朝から元気だなオメー」
「まじ?億泰遅刻ばっかりじゃん!元気ないわもう既に帰ってゲームしたいわ」
「あ、それはわかるぜ!昨日あのゲームのラスボス倒せなくてよ*粘ってたんだけどお袋がカンカンになっちまって...」
「えっまじ?あのこの間言ってたやつでしょ?私アレ結構前にクリアしたよ?」
私がそう言ってふふん、と鼻を鳴らすと仗助が拗ねた顔で私の髪の毛をぐしゃぐしゃに崩した。
「ちょっとォ!やめて!キャーヘンタイ!セクハラ!」
「はァ〜?もっと髪の毛ぐしゃぐしゃにしてやろうか?」
仗助は私の高校に入った時からの友達で二年生になった今でもよく一緒に行動する仲だ。
ただ仗助は顔がよろしいのと性格も明るく優しいので女子人気が高い。なので知らない女の先輩とかに呼び出しを食らうことも結構ある。
「んえ〜!ゲーム手伝ってあげるから許して」
「しゃーねぇなぁ〜!許してやるぜッ」
「もしかしてこれが狙いだった?」
疑わしそうに睨み付けるとニンマリと笑って仗助は今日の放課後たのむぜ!
と言ってきた。
駄弁りながら学校について教室に向かっていると途中で康一くんと由花子が並んで歩いていたので声を掛けた。
「おっはよ!由花子と康一くん!」
「はよ〜康一に由花子」
「あら、##name2##。今日は仗助くんと登校なのね。おはよう。」
「あっ、仗助くんと##name2##さん!おはよう!」
挨拶をすると康一くんにも億泰くんは?と聞かれたので遅刻らしい、と伝えた。
挨拶も程々にそれぞれが自分の教室に入って行った。
「仗助、今日の数学の宿題やった?」
「あァ!?ンなのあったか〜!?」