Sleep Time


ハプニング03


初めて入る#name#のナカはとても温かくて狭い。
当然のことだが、オレ自身も女性とこのようなことをするのは初めて。
女性の全裸を見るのも、体を触るのも、まして繋がるのも全てが初めてのこと。
全ての初めてが#name#で嬉しく思う。

…#name#はどうだろうか。
おそらく久しぶりだからというわけではなく、初めてのようなナカの狭さだ。
そしてまだ半分くらいしか挿れていないのは、#name#がとても痛そうな表情を浮かべているから。



「#name#…っ、大丈夫か…?」
「うぅ…っ、い、痛い…」
「…あまりにも辛いなら止めーー…」
「や、止めないで…、クラピカ…っ、続けて…ッ」
「……っ、」



苦痛に顔を歪ませている#name#に行為を止めるか訊こうとしたが、痛みに耐えながら#name#はオレの言葉が言い終わらないうちに止めないでほしいと懇願する。
最初はあんなに一生懸命になって抵抗していたというのに、理性がなくなった今の#name#はとても素直だ。
そんなところがとても可愛い。
今も最後までしていいものかと迷う気持ちもあったが、#name#の希望通り腰を沈めて更に奥まで進み、時間をかけて根元まで挿れることが出来た。

なるべく痛みを和らげるために胸への愛撫を続けたり、たくさん口付けを交わして#name#の意識を結合部分から分散させる。
それでも悲痛な顔は消えず、オレが自身を出し入れする度につらそうな表情をした。
オレもかなり快感の波が来ていて、常に#name#の体を気遣ってはいるがどうしても動きが速くなってしまう。
オレが動くと繋がっている場所から二人の体液が混ざった水音、肌がぶつかり合う乾いた音が部屋に響いた。


最初の頃より少しは痛みが減ったのだろうか、相変わらず目を強くつぶっているものの"痛い"と言うことはなくなった。
オレのモノに#name#の愛液が絡み、それを前後にピストンさせることによって寒気が走るほどの気持ちよさを感じる。



「#name#…、好きだ…っ」
「あ…っ!い、クラピ、カ…、」
「この体も心も…、全てオレのものにしたい…」
「…んんッ、んぅ……っ」
「#name#……ッ」



腰を前後に動かしながら抱きしめて、キスをして。
今がハンター試験中だということすらどうでもよくて。
深い口付けをして上手く飲み込めないのか、#name#の口の周りには混じり合ったオレと#name#の唾液がたっぷりとついている。
それがまた厭らしさを増幅させ、オレはより一層ピストンを速めて#name#のナカを奥深くまで何度も突いた。
そして段々と下半身に込み上げるものがあり、それは即ち絶頂が近いことを示す。

まだ少し痛そうに口を結んでいる#name#には悪いが、オレも自分の欲のために腰の動きを速めた。
オレの限界が近いことを理解しているのか、#name#もオレの首に手を回しながら激しいピストンに耐えていて。
今は、今だけは彼女のことだけで頭も体も満たしたい。



「ん…ッ、#name#…、もう…ッ」
「あ…っ、ん…、うん……、い、いよ…っ、あぁっ!」
「く……ッ、、#name#……ッ!」
「クラピカ……、あ…っ、あぁ…ん…っ!」



限界が来たオレは溜め込んでいた自分の欲望を#name#のナカへ出し、そのまま自身を抜かずに居た。
互いに荒く乱れた息、髪が濡れるくらいまで体にかいた汗、そして先程の快感がまだ頭に残っていて余韻に浸る。
オレもそうだが#name#も疲れたのか目が虚ろになっていて、今にも瞳を閉じて眠りについてしまいそうなほど。


少し時間が経ち、欲望を吐き出して落ち着きを取り戻した自身が縮小してきたため、ゆっくり腰を引いて膣から取り出した。
同時にそこから白濁の体液が溢れ出し、#name#の臀部を伝ってシーツに大きな染みを作っていて。
まだ息が上がって動けない#name#に代わり、オレがティッシュで彼女の膣から出てくる自分の精子を拭う。
そして自身の先端にもついている精液の残りも拭き取り、服を着ることもなくベッドへ雪崩れ込んだ。

欲を出し切ったからか激しく動き続けたせいか、横になった途端に急に睡魔が襲いかかる。
まだ#name#の顔を見ていたかったが、眠気に抵抗することが出来ず流れに従って目を閉じた。





ーーー…
ーーーー…
ーーーーー…




「……………」
「……………」



あのあとお互い疲れ果てて裸のまま寝て、目を覚まし服を着て現在に至る。
ベッドに腰をかけ、少しの距離を保ちながら沈黙を続けていた。

恋人同士なら先程の行為は全く問題はないのだが、オレと#name#はただの仲間。
なのに自分を抑制することが出来ずにあんなことをしてしまった。
最後こそ合意だったかもしれないが、避妊もしないで#name#を犯したようなもの。
そんなオレが彼女に何を話せばいいのか分からず、ただ時間だけが刻々と過ぎていっている。

部屋にある時計の針だけが規則正しい動きをする中、静寂を破ったのは#name#からだった。



「私、クラピカが好き…」
「…っ」



思いもしなかった#name#からの告白、そして自分の手が急に温かくなるのを感じて彼女の方へ目を向ける。
#name#は耳まで真っ赤に染めながらオレの手に自分の手を重ねていて、その手は微かに震えていた。
自分の思いを話したことが怖いのか、それともオレの反応が怖いのか、どちらなのかは分からない。
今分かっているのは、オレと#name#は互いに思い合っているということ。

殴られてもおかしくないくらい酷いことをしたのに、それでも#name#はオレの手を握って好きと言ってくれる。
それが有り難くて嬉しくて。

彼女の両肩を掴んで少しの間双方と目線を重ねたあと、どちらからともなく唇を合わせた。





ハプニング



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