再会
イスに腰をかけ、部屋の中にある飲み物を口にしながら、#name#とオレはゴンたちを待っていた。
会話はポツポツとあるものの、お互いあまりキャッチボールが続かない。
オレ自身まだあのことを引き摺っているし、#name#に再会してから10分ほどだが、タイミングが掴めず謝罪には至っていないのが現状。
なんとか早く謝ってこの微妙な空気を蹴散らしたいが、心の内にある何かが邪魔をして上手く言えずにいる。
気まずい沈黙の中、横目で#name#の様子を伺う。
部屋の扉を開けた時に一目見て気付いたが、#name#は軽く化粧をしていた。
しているかしていないかくらいの本当に自然な化粧で、元々ある彼女の素を更に綺麗に引き出しているように思える。
何も施していない#name#も可愛いが、化粧をするとまた違った一面があって魅了される。
とても綺麗で、可愛い。
手を伸ばして逃げられないように抱きしめて、#name#の全てをオレのものにしたくなる。
「あ、クラピカ、肩にゴミついてる」
「本当か?どの辺りについてるか教えてくれ」
「いいよ、後ろの方だし私が取るよ」
「…あぁ。すまない」
オレのスーツにゴミが付着しているのに気付いた#name#が、側に来てそれを取ってくれた。
その時、近くに来た#name#から仄かに石鹸の香りがして、その香りがオレの欲情を異常なまでに増幅させてしまう。
このままでは何をするか自分でも分からないと悟ったが、その時には既に遅く、#name#の腕を掴んでいた。
突然の行動に#name#は驚いて後ろに引き下がろうとするが、それを許すほど今のオレは優しくない。
イスから立ち上がり、掴んでいる#name#の腕を強引に引き寄せて力強く抱きしめる。
「?!?!…あ、あの…クラピカ…っ!?」
「#name#…っ」
「ど、どうしたの…?」
「#name#…、離れていた間、ずっと君に会いたかった…」
「クラピ……、んんっ…!?」
強く抱きしめて自分の気持ちを伝えたら理性が完全に飛んでしまい、彼女の気持ちを聞かないまま強引に#name#の唇を自身の唇で塞いだ。
勢いよく立ち上がったためにイスが倒れてしまったがそんなことはもうどうでもよくて、#name#が逃げないように抱きしめながら何度もキスを交わす。
おそらく#name#は先程から起きていることが理解できず、頭が追いついていない状況だろう。
以前は顔も見ないで彼女を酷く傷付けたのに、再会して今度は謝罪もせずこんなことをしている。
本来なら頭を下げなければならない立場なのに、強制的に彼女の自由を奪って性的なことをして。
所詮はオレも一人の人間、己の欲には逆らえない。
集合場所がホテルの一室ということは当然ベッドも備えられており、それを見たオレは我慢がきかず#name#を抱き上げてベッドへ移動した。
#name#をベッドに降ろしたらすぐに押し倒し、両手を絡めながらたくさん口付けをする。
キスだけでは満たされなくなったオレは#name#のブラウスに手を伸ばしてボタンを素早く外した。
「ま、待ってクラピカ…っ、もうダメ…これ以上は…、」
「#name#…好きだ…」
「クラピカ…、わっ…!?」
「ずっと君に会いたくて…ずっと君をこの手で抱きたかった…」
「……っ、んんっ…、」
「#name#、可愛い…」
「んぅ……っ、」
なんとかこの状況を打開しようとしてか、#name#はオレの手で拘束されている自身の両手を一生懸命動かしている。
とはいえそんな抵抗はないに等しく、女性の力では男に敵わない。
#name#本人も、オレに歯向かってもどうにもならないことは分かっているだろう。
#name#の首筋を優しく撫でたあと、吸い付くようにキスをして赤い跡を数ヵ所つける。
鎖骨付近だと服で隠れてしまう可能性があるため、わざと目につきやすい首筋に印を多数つけた。
赤い跡は#name#の白い肌によく映えてとても厭らしく、そして鮮やかでもある。
ボタンを取ったブラウスを開き、下着のホックも外して#name#の綺麗な胸が露になった。
恥ずかしがって目を強く閉じている姿がとても愛しく、そして更に男の本能を掻き立てられる。
ずっと触れたかった#name#の胸に触れ、自分の欲望のままに彼女の突起物を口に含んだ。
「ひゃ…っ!んん…っ、クラピカ…、だめ…っ、あ…っ、」
「#name#…」
「ん…っ!んん…、は…っ、」
いつもの可愛らしい声とは違って色気がある#name#の喘ぎ。
その艶やかな声を聞いていたら余計に全てが見たくなり、そして全てを奪いたくなってしまい、彼女の細く滑らかな足の方へと手を伸ばす。
ふくらはぎから太ももへと移動させ、下着に手を入れようとしたその時。
今までは欲が高まるような声を出していた#name#だったが、それが徐々に哀しげな声を上げながら嗚咽を洩らしていることに気付いた。
再会(中編)
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