トマトのカゴが置いてある横の道



 真っ直ぐ歩いていると松明が並ぶ広場についた。テーブルに座ってメリーやビクターが色紙を切り、その近くで泣き虫と黄衣の王、使徒が輪っかの飾りを作っていた。誰か大きな飾りの入った箱を持ってきた...イライだ。
「やぁ、どうしたの?」
 ウィリアムを見てない?と聞くとわかったかのように「ああ、」と声を出す。
「ウィルならいろんなところで手伝いしようとして断られて...」
 ちょうどその時、イライの肩にフクロウが飛んできた。
「きっと、不貞腐れてつまみ食いにでも行ったんじゃないかな」
 くすくすと笑うイライにお礼をいうと、背後で気配がした。

「この近くの広場に長テーブルがあって、女性陣何人かで用意してたから行ってみるといいんじゃないか?」
 突然現れたルカに驚いた。その後ろにトレイシーもいる。そういえば、狂眼に追われてたんじゃないの?
「だから、ここに避難中なの!秘密だよ!」
 そう言って、2人は黄衣の王や使徒の間に隠れるように座る。どうや輪っか作りを手伝っているようだった。遠くの方で狂眼が2人を探す声が聞こえたが、気のせいにしておこう。

 服がひっぱられた、振り向くと泣き虫だ。
「ねぇ、これ貰ったら嬉しい?」
 丸い金色の紙に王冠が描かれている。リボンがついていて、どうやらメダルのようだ。ウィリアムへの誕生日プレゼントだろうか?嬉しいと思うよと伝えると飛び跳ねて喜んでいる。黄衣の王と使徒は泣き虫を見てどこか嬉しそうだ。ビクターやメリーは一生懸命作業をしている...そろそろ行こうかな。






長テーブルのある場所ってどこだったかな?



噴水の近くだった




入り口付近だった












2021/5/15