プロローグ 小日向かなで

幼馴染の如月律が横浜に進学すると知った。
いつも一緒にいた律がこの町を出ていく。
ずっとこの町にいてはダメだと、進歩はないと。
私達以外のライバルが必要なんだと。

律の弟 響也はアンタなんかどこでもいってしまえと律を止めることはしなかった。
私は寂しかったずっと3人でいるものだと思っていたから。
でも少し羨ましかった。
昔みたいな演奏はできなくなっていたから…。

毎年あるヴァイオリンの
発表会でやはり今回もいつも通りの演奏…。
これでいいのかと不安になった時だれかから貰った手紙をみた時に私の体に衝撃が走った。

そして
転校してヴァイオリンの勉強するって私は決意し
そうして2011/7/13
私達は横浜にある幼馴染のいる高校へと転校したのだ