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「ラジオネームねこうさぎさんから頂きました、ねこうさぎさんありがとー」
「ありがとうございます!」
「えっと、"飛鳥ちゃん壮馬くんこんばんは!"はい、こんばんは」
「こんばんはー」
「"小動物コンビと名高いおふたりですが、どれくらい仲が良いのでしょうか。花江さんが以前、あの2人は普通に飲み物もシェアする、と言っていたのですが、これは本当ですか?本当なら私は嬉しいです!"とのこと、ですが」
「ちょっと待って、小動物コンビ?」
「それ私も引っかかった。なに、小動物コンビって初めて聞いたよ?しかも名高いの?」
「ファンの間で、そう呼ばれてる、のかな。ぽいね」
「小動物か…」
「飛鳥ちゃんちょっとショック受けてる」
「いや壮馬くんもショックでしょ!小動物って!小さい生き物!」
「うーん、まあ、いいんじゃない?なんか仲良さげじゃん」
「あ、その話でしたね。えっと、どれくらい仲が良いか?ていうか花江くんそんなこと言ってたのね」
「あとで聞かなきゃ」
「飲み物の件はね、シェアというか1口ちょうだい、いいよー、みたいな感じ?」
「そうだねー。だって飛鳥ちゃん断んないし」
「壮馬くんも断んないじゃん」
「俺も飛鳥ちゃんのもらってるから?」
「あ、なるほど。…なるほど?」
「飛鳥ちゃんは良い意味で遠慮がいらないというか、一緒にいて気使わないから楽」
「うーん、わかるかも。私も同じ」
「ていうか小動物コンビって今思い出したんだけど、あれじゃない?楽屋での話」
「なんかあったっけ」
「前に某イベントで楽屋の前を通りかかった飛鳥ちゃんにベテランの方々がお菓子あるからおいでよって声かけたときあったじゃん」
「あー…あ、あったかも」
「それで飛鳥ちゃんが俺の横で一緒になってクッキー食べてた写真が誰かのブログに上がったんだっけ」
「あ、思い出した。違うよ、中村さんのツイッターだよ。…あー!小動物って書いてあったかも」
「それだ!わー、解決!」
「してないけど解決でいっか」
「飛鳥ちゃんが小動物なのは頷けるけど俺はどうなの?」
「こらこら、ちょっと?」
「中身は小動物じゃないけどね」
「よく言われる。意外にクールって。嬉しいから否定しない」
「嬉しいんだ」
「だってカッコイイって言われてるみたいじゃないですか。イェーイ」
「真顔のイェーイいただきました」
「いやあ、壮馬くんいると気がゆるむなあ。駄目だこりゃ」
「ついね、ゆるんじゃうよね。わかるー」
「家でまったりしてるみたいだ」
「とりあえずねこうさぎさんに言えることは、僕たちやっぱり仲良しですってことですね」
「ですね。って、わざわざ言うのもなんか胡散臭くなる気が」
「わかる。仲良し営業みたいな」
「あはは!仲良し営業って!」
「いったい何するんだろうね」
「手始めに壮馬くんの写真でもツイッターに載せれば仲良し営業になるかな」
「仲良しっぽいやつね」
「無理、笑っちゃう…ふふ、」
「あーもう、今日なんで僕呼んだんですかー。収拾つかないですよこれ」
「全部壮馬くんのせいにしよ」
「飛鳥ちゃん?」
「うそでーす、ごめんなさーい」
「茜飛鳥とは思えないほどの棒読みをありがとう」
「どういう意味ですかね」
「そういう意味です」
外では飛鳥ちゃん呼び