◎6匹目
意識が浮上する。あぁ、寝ていた…?
意識が覚醒すると寝る前の記憶が蘇ってくる。…………馬鹿か俺は!!敵陣で寝るやつがいるか!!5徹目の頭は正常に作動しなかったらしい。敵意がないと分かった途端寝るなんて…。風見のこと言えないな…。
頭を整理する。ここは俺が知っている世界ではないということ。試しにスマホを操作する。おぉ使える。日本の首都を検索する。東都ではなく東京都と出てきた。確信。あとはあの女に確認を取るだけ。仕返しはきっちりさせてもらう。避けられなかった俺も悪いがとても痛かった。脅すくらい許されるだろう。
ベッドに寝転がりサンデーを開いて帰りを待つ。遅刻って言ってたから学生だろうか。お、ちょうど帰ってきた。階段を上がってくる音がする。どんな反応するかと思ったらドアを開いて、目が合い、そのまま閉じた。
外で妹と思わしき人と話している。残念ながらこれは現実だ。
ドアノブが下がりやつの体が少し部屋に入った瞬間腕を掴み床に引き倒す。もちろん加減はしたが顔面でスライディングしてた。ざまぁ。
さぁどうしてやろうか。
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