◎受付嬢と兄

前にも話したが私には双子の兄がいる。

「名前!元気にしてたか!」
「全然帰ってこないから兄ちゃん達は寂しかったぞー!」
「いや、1週間前に会ったじゃん。」

それがこの二人、鉄也兄と剛也兄。元ヤンでいろんな意味で名を馳せていた2人だが今は立派な交番のお巡りさんだ。

「で、なんで2人がポアロにいるの?」
「「お前が来てるって聞いたから!」」

見て分かる通りシスコンである。これのおかげで高校時代はなかなかアグレッシブな生活を送るはめになったのだが。

「名前さんのお兄さん達イケメンね!」
「うん、これなら安室さんになびかないのも分かるね。」
「「安室、さん…?」」

蘭ちゃん園子ちゃんマジやめて。ここが血の海と化すから。

「なぁ君たち、」
「その安室さんとやらはどんな人かな?」
「ここのバイトさんで超イケメンなんですよ!」
「探偵の仕事もしててうちのお父さんに弟子入りしてるんですけどそんなのいらないくらい推理力があるんです。」
「安室さん、名前さんを口説いてるんですけど名前さん無反応だからなんでだろって思ってたんですけど。」
「お兄さん達がこんなにイケメンなら慣れちゃっても仕方ないよね。」
「「へぇ…。」」






「コナンくん。明日ここに血塗れの安室さんが倒れてても警察には連絡しないでね。」
「いや、すぐ通報するから。」

2人でそっと手を合わせた。


(へっくしゅん!!!……風邪か?)



しおりを挟む