◎受付嬢と先輩と変人


奴は毎日ここに出勤している訳ではなさそうだ。見ない時は二週間くらい見なかったりする。その間は平和なのに反動というかなんというか、そわ次来た時はすっごい疲れる。

「最近来ないわね、例の彼。」
「来なくていいです。もう一生来なかったらいい。」
「そんなこと言ってたら、ほら。」

ほら?上を見上げるとニッコリと笑うイケメン。もうほんとやだ。

「なんだ、寂しかったのか。それならそうと言ってくれればいつでも迎えに来るのに。」
「耳大丈夫ですか?病院行った方がいいですよ?」
「今度食事でもどうだ?」
「その耳飾りなんですかね。」

言葉のキャッチボールって大事だと思うの。

「じゃあ名前ちゃん。私と今日飲みに行か
「ぜひ行きましょう。」ほーらね。」

やった。先輩とご飯だ。先輩が連れてってくれるお店はどこも美味しいんだ。楽しみ。

(その時先輩と変人の間に火花が散っていたのを私は知らない)



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