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「それは琴浦さんの笑顔がきっと眩し過ぎるんじゃない?」
「え?なにソレ!?」
そんな風にカバーしてくれるんだ。
冗談でも嬉しい。思わず笑みがこぼれてしまう。
「琴浦さんは謝ってたんだし、気にすることないよ。
それに俺は困ってる琴浦さんを見るより笑顔で頑張ってる琴浦さんを見る方が好きですけどね」
「え・・・あ・・・ありがとう・・・」
私は今どんな顔をしているのだろう。
微笑みかけてくれる彼にときめいてしまった。
笑顔はカッコイイし、優しすぎるよ・・・。
ああ・・・。惚れちゃう・・・。
この日をきっかけに仕事に行くのがますます楽しくなっていった。
その時ときめいた気持ちは一瞬のものではなく、彼に仕事場で会うたびにさらにときめきを増していく。
同じ時間に仕事が終わると、帰りは途中まで一緒に帰るくらい仲良くなれた。
プライベートな話もできるようになったし。
一緒に笑いあって、励まし合えて本当に幸せ。
誰かに恋するのは久しぶりだな・・・。
恋するのってやっぱり楽しい!
でも恋をすると共に彼にどんどん近づきたい気持ちも増していく。
私はずっと気持ちを伝えられないのは辛い方で告白に走ってしまう方で告白ってのを3回したことあるけど、3回とも惨敗。
いいところまではいつもいってたんだけどな・・・。
けれどこんなに仲良くなれたんだし・・・近いうちに思いを伝えたいな。
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