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「ごめんなさい。琴浦さんと付き合うことはできない」
「えっ・・・」
頭の中がその一言で一気に真っ白になった。
今まで彼に抱いていた恋心が全て崩れた瞬間。
「・・・あり・・・ありがと・・・。
じゃあこれからも良い仕事仲間でいてね!」
頑張って笑顔を作った。
涙が目からこぼれてきてしまう前に立ち去りたかった私は彼に笑顔を残してその場から走り去った。
走り去ると共に涙がボロボロこぼれ落ちてくる。
涙で前も見えない。
神様、どうして私の恋はうまくいかないんですか?
私のどこがいけないんですか?
いつも真面目で笑顔で一生懸命に頑張ってるんですよ。
これ以上どう頑張ればいいんですか?
・・・頑張っても報われない世界なんて大っ嫌い!!
報われない自分も大っ嫌い!!
こんな人生なんて・・・!こんな人生なんてっ!!
「琴浦さんっ!!危ないっ!!」
浅井くんの必死な声が聞こえる。下を向けた涙まみれの顔を上げるととてもまぶしい光が目の前に近づいて来ていた。
車のライト・・・?
車が近づいてくるのに気づいた数秒後に私の目の前は暗い闇に包まれた。
もうこの世で・・・人として二度と光をみることができない暗闇に・・・。
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