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「もう一人の死神候補生もいることだし、2人で死神の仕事をしてみてこの先のことは決めたら良いじゃない。
丁度死神の数も足りないかなって思ってたし・・・うん。それがイイ!!」
うん、うんと頷いて勝手に一人で納得しているメリア。
私が死神に・・・!?
あの告白から色々急展開なんですけど・・・。
でも生まれ変われなくなったのなら、少しの間"死神"をやってみるのも悪くない・・・よね?
嫌だったらもう消えればいいだけ・・・。
「分かった。私、やってみるよ」
「きゃっはー!そうと決まれば早速働いてもらいますか!」
メリアは手をぱちんと合わせて満面な笑みをしていた。
メリアと私の会話を聞いたマスターは、一生の記録が詰まった本を私に渡してこう言った。
「この本を持ちながら欲しい物を思い浮かべてごらん」
欲しい物・・・?私の欲しい物は・・・。
死ぬ前のとても楽しかった中華料理店で働いていたあの日を思い出していた。
想いを寄せていた浅井くんに、優しいお店のスタッフの人たち。
着るのが楽しかったチャイナ服・・・。
そう思っているうちに渡された本がまぶしい光を放ち輝きだす。
「な・・・何コレ・・・!?」
次の瞬間、本は輝きと共に消えてしまった。
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