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―・・・そんな思いを引きずりながら仕事を始めて24時間・・・。
死神の試用期間が大体半分の時間がたっただろうか。

死んでからもう二度と戻って来れないとも思った人間界に行き、決められた地域の魂の回収の仕事を無我夢中になってした。
4つほど魂を回収したけれど、慣れないことをしてるから結構ハード・・・。

けれどやっと仕事も区切りがつき、休憩ができそうな感じになった。

休んでもいいのかな・・・?

っと思う反面、一緒に仕事をしているハルトとは仕事上で必要最低限の話しかしていないなとぼんやり思っていた。

それでいいんだけど・・・。

そんなことを考えていたらその本人に話しかけられた。

「シオンさん。区切りもついたようですし、少し休憩しませんか?」

「そうですね・・・」

私とハルトは人が普段では上がって来れないような高層ビルの屋上で休むことにした。

何も話さないで沈黙の時間が過ぎていく。

その沈黙に耐え切れず、チラッと彼を見たら目が合ってしまったので私はすぐに視線を逸らした。
それをきっかけにハルトは私に言葉を掛けてくる。
「シオンさん、どうかなされましたか?どこか元気がないようですけど・・・」

「え!?私は全然元気ですよ。ほら!!笑顔だし」

口角を上げて急いでニコっとしたつもり。

「僕にはその笑顔の下に迷いがあるのが見えますが?」

うっ・・・。
今までそんな表情を見せないように、この人の前ではずっとビジネススマイルで貫き通してきたというのに・・・!

「・・・何で分かるんですか?私そんなこと一言も言ってませんよ!!
それに迷いがあるような顔だって一切してなかったでしょ?」

自分の心が読まれて何だかイラっとする。
赤の他人なのに・・・。





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