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「できました!なかなかいいと思います」
「ほっ・・・ほんと!?」
今度は鏡を出したいと念じ、私は手鏡を出した。
その手鏡をワクワクする気持ちで覗く。
ショートかな・・・?
セミロングかな・・・?
ん・・・!?これはセミロング・・・?
んんんん・・・!?
何ともいえない奇妙な髪型だった。
寧ろどうやったらこんな奇妙な髪型になるように切れるわけ・・・?
全体の髪はショートくらいなのに、横にたらす髪はセミロングくらいの長さ。
そしてさらに横の髪があるんだけど、それは今までの髪の長さだったロングヘアーくらいに長い。
「何・・・?この髪型・・・?」
私は唖然としてハルトに問う。
するとハルトは自信たっぷりかつお得意の笑顔で答えた。
「ドラゴンヘアーです。
長い横髪はドラゴンのヒゲを表しています。
傑作でしょう?」
ドラゴンヘアー・・・!?
そんなの聞いたことないんですけど・・・!!
「ハルトはどれだけ私をからかえば気が済むのよー!!」
ムカツク。ムカツク。
ムカツク・・・けど・・・好き。からかってくるけど、本当は私のことをちゃんと見てくれているあなたが好き。
―・・・神様、聞こえますか?
"シオン"として生まれ変わった私に恋のオルサが訪れました。
もうこんな私なんて・・・って思わないようになったんだよ?
新しい仲間もできたし、生まれ変わっても楽しく恋をしようと思います。
きっとこの出会いは、神様がくれた私へのご褒美。
頑張ってて良かった。
― E N D ―
→次のページはあとがきとなります。
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