いわもとくんと

「やだぁ…なんでだよぉ〜…」
『ひーくん、見て!ほら。わたしタイツ履いてるしロングブーツだから膝もこれくらいしか見えてないよ?』
「だからスカートが嫌なの!」
『ひっ゛、ひーぐん゛……ぐるじい゛…』
「照〜なまえのほっそい骨折れるからその辺でやめとけ」
「うぅ…」



今日は雑誌の取材が午前中あってそのあとオフだからなまえと2人で遊ぼうって約束してた。ずっと楽しみにしてて、なに着ようかなとか連れて行きたい場所とかネットで見たりして、今日の仕事も早く終わらないかな〜なんてずっと思ってて…正直浮かれていた。

俺は好きな女の子にはスカートとか露出した服をあまり着て欲しくないのに、何度も仕事でも言ってるからファンの子も知ってるし。なのに、なのに…!このなまえは…!パンツスタイルが似合う脚の長さ、スタイルの良さを持ってるのに!わざわざ!俺との約束にスカートを履いてきやがった…!(泣)

なまえを膝の上に乗せて後ろからぎゅぅぅぅっと抱きしめる。今日はお外だよって言ったのに…スカート履いてくるなんてむかつく…。スカート姿のなまえは他人に見せられない…行きたい場所あったけど今日はもうお家にしなきゃ…。
むかつくのに髪の毛巻き巻きしてて可愛いしいい匂いするし…可愛いよぉ…。



『ひーくん。このスカートね、ひーくんが好きなブランドのものなんだよ〜』
「…知ってる」
『今日ひーくんと遊ぶの楽しみにしてたから、お店の人に相談してね?ひーくんと遊ぶんですって言ったの、そしたらみんなこの服いいんじゃないですかって教えてくれて…だからこのお洋服は全部ひーくんのお隣専用コーデなの!これだと…一緒に外歩いてくれない…?』
「……」



か…可愛すぎるッ!なんだ?今の好きな男子にやる行動みたいな胸キュンエピソードは!!え、なんかチョコ食べた気分、甘っ…。スカートは嫌なはずなのに俺のために起こしてくれたアクションが甘すぎて幸せ…録音しとけばよかった…永遠にこれ聞きながら寝落ちしたい人生だった…!もう…なまえ…ってば…!



『ひ、ーくん…?』
「好き。……あっ、!?」
『? わたしもひーくんだ〜いすき。じゃあ行こ〜涼太くんお先です〜!』
「楽しんでこいよ〜」



俺はなまえより背も高くて筋肉もあって力持ちでSnowManのリーダーなのに、気がつけば彼女のペースに呑まれている。でも全然嫌じゃないんだよね…へへ、なまえが隣にいる休日、楽しまないと!










〜SnowManラジオ素のまんま〜

福岡県 私服が白衣さん 22歳

わたしは理系大学生です。最近は朝から晩まで卒業研究のため白衣を着ています。わたしが所属する研究室はわたし以外教授も含めて皆男性、1日中白衣にマスクなのでお化粧もほどほどに動きやすい服装で登校しています。更にわたしは身長が169センチあるためそばから見ると男の子の中に一瞬で溶け込んでしまい、研究室のみんなもわたしのことを男性と同じように接してきます。ここで皆さんに決めて欲しいことがあります。研究が終わり次第、みんなで食事に行くことになったのですが、卒業間近の今わたしはいい女だぞということを示すためにはどんな格好で行けばいいでしょうか。こんなお願いをして申し訳ないのですが、最後に爆弾落とすぐらい衝撃を与えたいのでよろしくお願いします。



「いい女だぞっていうアピールをするためにはやっぱり男性ができない格好?」
「うん」
「俺は履いて欲しくないけどスカートとか、」
「あ〜。履いて欲しくないけど、?」
「俺は履いて欲しくないけどスカートとか…」
「一回履いて欲しくない理由だけちょっと掘り下げてもいいですか?」
「いや…なんか…、絶対見るじゃん。男って。」
「いや、まぁ、まぁね?でもなまえって照がズボン履いてきて!って言っても普通にスカート履いてくるもんね(笑)強いのよ」
「なまえはね、ひーくんの隣で似合うように考えて着てきた服を否定されたら悲しいって言うからね〜…もう…お手上げなんです(笑)」
「なまえって頭いいから自分の意見を超上手く伝えられるのよ、あっという間に理不尽な要求は論破される(笑)あ、話脱線しましたね。戻りましょう…」



ラジオ後のTwitter

@スカート履いて欲しくないひーくんを論破するなまえwwww人に流されず好きな洋服着てくるなまえ大好きwwww
@誰も聞いてないのに白衣姿のりんりん想像して悶えてたいわなべ……




〜ファンブログ〜
⭐いわりん

嫉妬&わがままレベル100%のひーくんをなまえは上手く手懐けて自由に生活している。スカートを履くなまえとは付き合える状況だとしても付き合えないって言うのにいつも理想の女性像は絶対それなまえじゃん…!って答えをするひーくん…。(愛しい)




TOP