平和に行きましょう。
物扱いVS子扱い
それはいくら付喪神とはいえ、格のある神々である。そしてそれらを付き従える少女も当然ただの人間ではない。
「検証も出来ない仮説に過ぎないけど、多分、この世界は1000年前から本来の歴史とは分かたれています。とても似ているし、そこまで大きく変わってる訳じゃない。でも、決定的に異なる分岐世界」
「歴史を守る存在として、今この世界は許せないのかい」
「政府から直接命令されない限り、この世界で私の刀達を率いることはしません」
やべぇ世界にきちゃったお猫様と愉快な仲間たち
お猫様
鬼滅世界では稀血だったらしく毎日がサバイバルになりガン泣き。三名槍と長谷部と宗三と小夜がいるから何とかメンタル保ってるけど居なかったらヤバい
蜻蛉切
主過激派トップ2の戦闘民族
長谷部
主過激派トップ2の闇討ちする方
宗三
どうしようもねぇ過激派たちのブレーキ役兼主のお守り
御手杵
ブラックホール。時々大いにやらかす。綺麗なお嬢さんにピキピキ青筋立てられる
日本号
酒で頭痛を誤魔化す。知らん間にやさぐれたおっさんと飲み比べしてる
小夜
最も安全枠。鬼殺隊でやたらデカいお坊さんに凝視(?)されるのが気になる
屈強な護衛達に囲まれていた中から現れたのは、青藤色の着物姿の小さな娘であった。艶やかな黒髪はよく手入れされて美しく、けれど日本人離れして白い肌や蒼い虹彩は、外国の血が入っているのだと分かった。
「長谷部、それを始末してこい。蜻蛉、そいつ連れて帰るぞ」
可憐な顔に似合わない不遜な物言いに関わらず、周囲の護衛達は言葉少なく承ると機敏に動き始める。
「絶対に、良いと言うまで入ってくるな」
「………………。……御意」
温厚そうな、と印象的だった男が心底不服そうに不満を表しながら言葉を絞り出した瞬間に、沙は懲り懲りだと言わんばかりにピシャンと障子を閉めた。
「見苦しいものを見せました」
「あの護衛も傍に置いときゃ良かっただろうが」
「やですよ、あんなのいたら話になりません」
よく愛想つかされないな、といっそ感心する程の清々しい邪魔者扱いである。しかし、実際傍に居続けられては話にならないのは確かだったので、間違いではない。宇髄だって野郎が延々睨めつけて殺気飛ばしてくる中で、平然と「保護されない?」なんてデリケートな話題を提供できまい。そんな芸当が出来るのは冨岡だけだ。
「とりあえず、歩きながら話しましょう」
「何でだ」
「ここに閉じこもってると思わせて、ずっと張り付かせといた方が楽なので」
「お前、ひょっとして護衛嫌いなのか?」
「小指半分くらいは嫌いで、腕1本分は鬱陶しいと思っています」
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