平和に行きましょう。
りもこん
「…あれ?ダンデさん、リモコン知りませんか?」
「テレビのリモコンならカウンターにないのか」
「ありそうな所は大体見たんですよ」
「て言ってもな…。触ってたのはカタクリだろう?今日ネズの特集するからって齧り付いてたし」
「新曲最高でしたね。…いやでも、私が見終わってからダンデさんがリモコン持ってたじゃないですか。そこはばっちり覚えてますよ。ネズ終わった瞬間速攻変えてましたもん」
「ネズよりニュースが見たかったんだ」
「…ちょっと立ってみてください」
「ん?」
「…ひょっとしたらお尻にくっ付いてたりしないかなって」
「カタクリ、あのパズルの件はそろそろ忘れるんだ」
「いやです。でも最後にチャンネル変えたのはそっちですよ」
「変えたのはオレだが、その後動かしたのはそっちだろう」
「だってダンデさんがリモコンずっと握ってたからですもん」
「カタクリもネズを見ながらずっと握ってただろ」
「ダンデさんが隙あらば変えようと……あっポケモン出すのずるい!」
「はっはっはっはっは、バレたか」
「不毛だ…そろそろ見つけないと不便ですね。毎回本体触って変えるのも億劫ですし」
「カタクリ、ニャースにも探してもらおう」
「あぁ、もの拾いですね。ニャース、いっておいで」
「さて。触ったオレたちはそれぞれどこに向かってたんだったけな」
「私はシャワー浴びに」
「オレは喉が乾いたから冷蔵庫に向かったんだ」
「……ちょっと待って下さい。もしやその手にあるのって」
「あぁ、カタクリのおばさんが送ってくれたアイスだぜ」
「最後の!ヒウンアイスでしょうそれ!最後の1個はジャンケンって決めたじゃないですかー!喉が渇いてるんならおいしいみずでいいじゃん!ばか!あほ!」
「モデルをやるからにはお菓子も少しは我慢だぞ!」
「口にアイス付けながら言われても説得力ねーし!ばーかばーかお兄ちゃんもローズ委員長みたいにお腹ぽよんぽよんになればいいんだ!!カビゴンって呼んでやる!」
「あの人のことそう思ってたのか、カタクリ…」
「ホップに大人気ないって教えてやる…直訴だ…あいつに反抗期迎えさせてやる…」
「エネココア作ってやるから落ち着くんだ。ホップが反抗期になったら耐えられん」
「どうなるのか想像つかんからしないよ…。あと貴方がエネココア作るとゲロ甘いので止まってください」
「そもそもオレ達は何の話をしていたのか忘れていたな」
「えーと、リモコン?でしたっけ」
「1度みずでも飲んで落ち着こうか。ほら、冷蔵庫にまだお菓子が……おぉ!?」
「なんすかウッウが10万ボルトくらったみたいな声出して」
「リモコンが見つかったぞ!」
「何でやねん…」
「多分オレがうっかりしていたんだな。アイスの代わりに置いてあったんだ」
「不毛な時間でしたね…。じゃあニャース呼ばないと…おぉ良い子だ、呼ばずとも戻ってくるとは可愛いやつめ」
「何か持ってるな」
「律儀に何か拾ってきたんですね、可愛いかわ…………リモコン?」
「…………んん?」
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