平和に行きましょう。
そのさん
どろりと粘着のある目が男を捕らえた。マメが潰れ、固まり、戦士として恥じない無骨な指が華奢な女同然に腕を掴む。
恐らく湯を浴びた後、そのまま拭きもせず羽織ったであろう。透けたシャツが体躯に見合わない豊満な曲線美をそのまま浮き上がらせていた。そしてそのまま色香と共に腰へと抱きつき、男の汗と酒が染み付いた体臭を肺腑の奥まで届かせんと深く吸い込んでいる。
誰の目から見ても、発情していた。
「っはぁ、いいにおい…。鉄と汗の、男の人の匂いがする…」
「正気か!いいから離せ!」
「離す訳がないでしょう」
虚ろだと見くびった女が、予想しなかった冷えた声色を出した。
「嫌、嫌だよ。こうなることを分かってた。分かっててここに来たんだから、付き合ってくれないなんて言わないでよ、ねえ、ねっ、」
最後の方は半ば嬌声のような甘えた声を出していた。腰がやけに揺れているかと思えば、男の脚に股を擦り付けて自慰をしていた。荒い息遣いに混じって聞こえる水音はやけに淫猥で、既に濡れそぼっていたらしい。
「待ってたんだ、ずっと」
女の絡みつく脚にされるがまま、差し出した肉はこれ以上ない程の悦楽と歓喜によって歓迎された。だが、やはり体格差が有りすぎるのか、いとも容易く深奥へたどり着く。
「っあぁ、いや、それ以上は…」
今更怖気付いた女を無視して下から突きあげれば、ほんの僅かに収まりきらなかった肉も全て包まれることになる。無論、先端は壁だった最奥を更に穿ち、子宮口へ到達した。
prev next
Back to main nobel