平和に行きましょう。

ペットコスプレ


「ん、んーっ、うー……っ」
 クチュクチュという控えめな水音の後、何かが弾ける感覚と共に愛液が滴るのを感じた。じぃんと敏感になったクリトリスから指を離し、荒くなった息を整える。かちゃん、と鍵の落ちた音が聞こえて、これで終わりか、と若干の呆気なさと安堵を感じた。
「終わり、ですね。はやくもど……」
 下着を元に戻そうとした時、上から手が伸びて無理やりソファーに寝かされる。果てしなく嫌な予感がした。
 山桜桃の真上には蘭が覆い被さっていた。酷薄な目付きがギラギラとしていて、先程から感じていた視線と目が合って非常に居た堪れない。
「あ、あららぎさん……はやく帰りましょうよう……」
「目の前で可愛いオナニー見せつけられたもんで、ちょっと収まりが悪くってですね。先生だってしっかりイカないと辛いでしょう?」
「やーだー!!」
 ズボン越しからでも膨らんでいるそれを見て逃げようとしたが、腕力でも脚力でも勝てる訳がない。あっさりと抑え込まれ、ソファーの上で無理やり開脚させられた。
「ほら、先生のクリがビクビクしてますよ。尿道までくぱくぱさせてかわいいですね」
「んぁっあ、あぅ、」
 熱い咥内に包まれて、クリトリスが勝手に歓喜した。山桜桃の心情とは裏腹に、舌先に舐られ、吸われて、自慰以上の甘い震えを下半身伝いにして全身に広げていく。



 いつの間にか密着するように座っていた体制のまま、画面を見続けている山桜桃の服をまさぐる。1度震えはしたものの、こちらに対して徹底的に無視を決め込むこと自体はまだ続けるらしく、下着をたくし上げて乳首を弄り出しても強情に我慢している。
 であれば、蘭も好きにするだけだった。柔らかな乳首は少し指先でカリカリと引っ掻き、それからつまみ上げて柔い力加減で強弱を付ければ簡単にぷっくりと膨れ上がった。切なそうに股を捩らせているものの、素直になる様子はない。

「うっ……はぁ…、結構広がってきたな」
「ぬいてっ、ぬいてぇっ……」
 狭い膣を蹂躙するように押し入ってきた肉の感覚に山桜桃の背筋がまた泡立つのを感じた。
 これはダメだ。これだけはダメなのだ。蘭が挿入する度、いいことなんて一つもなかった。いつも自分ですら知らない性感帯で頭がおかしくなるまで責められて、聞いたことも無い汚い音が響いて、口から出したこともないはしたない声と言葉が出てくるのだ。今だってもう、クリトリスがちょっと動いただけでぢんぢんと脈打つのが分かってしまうくらい弄られて真っ赤に腫れている。
「あんた追いかけてはるばるイギリスまで来たんですよ。ちょっとくらい労をねぎらってくれてもいいのでは?」
「あっ、やぁ!やだっ、うごいちゃ、からだおかしいのっ」
「俺が頑張っておかしくしたんですよ。」




 絶対におかしい、と思っていても逆らえない時がある。どんなに相手の言うことが変態的でも、こちらにとって恥ずかしいことでも、聞くしかない、みたいな時が。
「それじゃそのまま服をくわえて、胸を持ち上げてて下さいね。本当に胸から豆乳が出るのか確認しますから」
「ん、うー……」
 相手より自分の方が圧倒的におかしいと分かっている時だ。

「あ、あ……うー……」
「ははっ、これじゃあどっちが赤ちゃんかわかったもんじゃないな」
 尤も、胸を吸われた程度で潮まで噴く淫乱が赤ちゃんの訳がないが。
 舌で舐りまくった乳首からは未だ母乳が雫となって滴る。相当量飲んだが未だそこが見えない。分かったことと言えば、これが妊娠に伴う母体としての変化ではなく何かの呪文に当てられた結果によるものだろう、といったところだ。妊娠なら相手を土の肥料にした後山桜桃を手に入れる所だったが、碌でもない神々が関わる事象なら何かしら手を打たないとこれ以上より厄介なことが起こりかねない。母乳が豆乳味になるふざけた効果でも、前座である可能性が高い。まさか子作りする為だけの呪文じゃあるまいし。
 そんな厄介事をどうにかするべく実際今手伝っている訳だが。
「前報酬というか、これぐらいさせてもらってもいいですよね……つっても聞こえてねぇか。山桜桃さん、膣と尻両方で遊んでもいいですかー?」



「う、んっ、」
 電車の振動で、動いてもいない体勢からナカを抉られる。山桜桃の秘部には何故か蘭のそれが挿入され、走行中の振動に合わせて結合部から「ぬちゅ、ぷちゅ」とほんの僅かな水音が聞こえてくる。どうしてこうなったのか考えようとしても、蘭の狼藉は止まらず、絶えず乳首やキスで愛撫してきていた。
「はは、犯されてるのにぐっちゃぐちゃじゃないですか、ん?乳首もコリコリにされても物足りないですかね」
「おく、おくほしいっ!」



























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