内緒の関係

白蘭視点



みゆチャンとベンチに並んでクレープを食べながら、話をする。

ヴァリアーのボスの友達だと誤魔化しておいた。

「でも、まさか子どもを保護するなんてねぇ…。相手して貰えるの?」
「やさしい」
「へえ…」
全然想像できない。

クレープを食べ終わったので隣で一生懸命クレープを食べるみゆチャンを見ていたが、待たせていると思ったらしく、慌てて食べ始めた。

いやあ…周りには子供なんて居ないからなぁ。たまには相手するのもいいなぁ。
なぁんて思っていたら、遠くからバタバタと慌てて走ってくる音が聞こえた。

「…お迎えが来たみたいだね」
「えっ?」
クリームを舐めとりながら顔をあげたみゆチャンに笑いかけて立ち上がった。

「僕と会ったのは、内緒、ね?」
またチョッカイかけにきてあげよう。

次は、本拠地に乗り込んでやろうかな!なんて、次の悪ふざけの内容を考えながら、足取りも軽やかに僕は正チャンから山のようにかかってきていた電話に出た。