曹操又立つ


今日も曹操はブログを更新する。
部下には無理にでも読ませる派である。意外と意識の高い男である。
読ませた後は「いいね」を強要する派でもある。
後にブログを中傷した使者を袋叩きにしたりもしている。意外と意識の高い男である。
この頃ハンネを孟徳にしている。非常に徳の高い人物という意味である。そんなハンネを自称する当たり、只者ではない。
やはり非常に意識の高い男である。

まぁ、1国1城の主が阿萬と呼ばれ続ける訳にも行かない。周囲の者が気を使った可能性はある。

「なぁ、郭嘉。董卓を倒すことはできないだろうか?」
「中華の諸侯が連合でもせん限り無理ぢゃね。妙な気を起こさんことだ」
「どんなフラグで諸侯の連合が成り立つ?」
「勅令でもなきゃあり得ねぇ」
「勅令か。流石は郭嘉。気が付かなかった」
「阿萬、止めろ。勅令偽造して諸侯に檄を飛ばすとか」

この場合の止めろは「やれ」という意味でもある。

郭嘉の進言を曹操は直ちに実行した。
曹操はあまり皇帝を敬っていない派なので、勅令の偽造に後ろめたさは皆無。

皇帝が曹操を大将軍に任命し、董卓を征伐するよう勅令を出した。
胡散臭いが勅令が本当なら従わなければ逆賊である。
その上、董卓の天下では出世できない。
諸侯は郭嘉の読み通り偽造勅令に従ったのであった。偽造であることを薄々感じつつも。
そして、その諸侯の中には一介の傭兵と化した劉備の姿もあった。





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