おれのだいすきなにんげん
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『アナタ、アナタ、俺の大好きな人間。好きだよ、大好きさ』
「今日もご機嫌だなあ」
『アナタと一緒だからな、ご機嫌にもなるさ』
尻尾をナマエの背中にあててゆっくりとさする。「お前は甘えただなあ」と笑って、頭を撫でられた。幸せ。
ハブネークは今がとっても幸せだと思う。同時に、昔は幸せじゃなかったなあとしみじみ思った。守られるって、こんなに嬉しいことなのか。ずっと頼られる側で、ずっと逃げ続けたハブネークはこの幸福に溶けていた。これが永遠だと言い切れるくらいに、馬鹿だったらよかったのにと悲しく思いながら。
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