おわるきょうのさいごもいっしょ


窓から見える空は茜色から深い藍色にグラデーションがかっていた。ナマエはテレビを見ながらだらだらと紙に何かを書いている。レポート、というものらしい。

『アナタ、俺の大切な人間のアナタ。もうすぐ今日が終わるよ』
今日が終わって、空が明日になる準備をはじめてる。そろそろハブネークもナマエも寝るべき時間だ。その前に、ご飯だけど。
「お前はいつも呑気そうだなあ…」
『そう見えるかい?だったら俺は幸せなんだよ。アナタのおかげだ。ありがとう!』
「ほんとになんでお前の性格は『のうてんき』とか『すなお』じゃないんだろうなあ。壊れてんのかなこの診断機」
『その機械で俺の何かがわかるのか?そんなものよりアナタの眼で俺をみてくれよ。アナタが俺をのうてんきだって言えばそれが正しいし、すなおって言うならそれも正解なんだ!』
「どうやっても『おくびょう』って出るんだよなあ…」

性格診断機、という。最近出たばかりだという機械を弄りながら、ナマエ は首を傾げてる。『それ、信憑性あるよ。どこの会社?』と聞いたが、シャーシャーガラガラ。蛇の声は通じてなかった。


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