【二夜】
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男は今日も夢をみた。隣には、男のものではない『にっかり青江』が座っている。
マントがわりに羽織っている白装束が薄汚れて妙にしっくりきていた。
にっかり青江は身振り手振りを駆使して大袈裟に自分の本丸の仲間を教えてくれる。
初期刀の歌仙はしっかりもので優しいけど少し不器用。
和泉守は仲間想いで勇敢で、ほんの少し無鉄砲。
そして主は―――
「主はとっても真面目で、とっても優しいんだ。僕たちはみんな、彼のことが大好きなのさ」
ふにゃふにゃととろけるように、子供のように笑う。
にっかり青江の腹は、血でどす黒く染まっていた。
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