鶯丸とラッキースケベ
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「俺の服が爆破四散したんだが、どうした?」
「俺が聞きたいんだけどどうしたんだよお前」
働かない近時の鶯丸にあれこれと指示を飛ばしながらいつも通りの毎日を過ごしていたはずなのに、何故だろう。なんとなくぼーっとしながら「セックスしてえなあ」とか考えたせいだろうか。茶を飲みながら新聞を読んでいた鶯丸の服が爆破四散してこうなった。こんな攻撃的なラッキースケベ知らない。鶯丸もポカンとしていたが俺も驚愕だ。なんだこれたすけてくれ。
男なんだから突然脈絡もなく「セックス!セックス!セックス!!」となっても当たり前だろ!?なんだこのサービスどこの層に向けたものだ!
「主の霊力が関係していたんだが、俺の服装に文句でもあったか」
「いや…別に……」
「じゃあ何故だ」
「なんでだろうね」
答えられない。
ただの性欲の暴走だなんて。
「服がないと困るな。寒い」
「とりあえず俺の服かすから……」
「おお、かれしゃつというものか。いいな、大包平に見せびらかそう」
「おじいちゃんうちに大包平はいないでしょう」
「では変わりに光忠に……」
バリーン
軽快な音をたて、鶯丸が着ていた俺の服が爆破四散した。
「…………主、君の望みを叶えない限り俺は服を着れないらしいぞ。何をやりたいか言ってみろ」
「やめてくださいセクハラですよ!!」
「せくはら。性的な事か。そうか、わかったぞ。さあ床に行こう。冬は寒いんださっさと済ます」
「いやあああドスケベェエ!!」
「言いおる」
首根っこを掴まれて布団に連行され、か弱い悲鳴を上げる俺。全裸のくせに凛々しい鶯丸は迷いなく俺の部屋に進んでいったのであった。
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