ドラケンと年下02


※エマ死亡軸未来。
※モブ友有り。











物珍しげに店内を見渡していたのは最初だけ。

あとは大抵ぼんやりと、どこかつまらなそうに連れの背中を眺めているその姿に何となく見覚えが、いや、身に覚えがあった。


『ねぇ、まだ?』

『もうちょい待ってろよ、  』


だから、ついつい構ってしまうのだろうか。


「もう少しだから待っててね、玄兎。」

「おー。」


今にも欠伸に変わりそうな生返事に苦笑しながら、また暇潰しの相手にでもなってやろうかと近寄っていけば、向こうもそれに気が付いたらしい。


不意に振り返り、目が合って、そして―…



「あ、店長さん。お邪魔してます。」



ふわりと柔らかく微笑まれた瞬間、何故だかズキッと胸が痛んだ気がした。


少し感傷に浸りすぎてしまったのかもしれない。





水木】
花言葉(私の想いを受けてください)


---------------
元拍手お礼文

*前次#

戻る

嘘つき、ロンリー。