ドラケンと年下03


※エマ死亡軸未来。
※モブ友有り。











「じゃじゃーん!ついに買っちゃいました!」


そう言って新車を前にはしゃぐ友人には悪いが、その購入が決まった日から散々話を聞かされ、画像を見せられてきた俺にはあまり新鮮味がなかった。

なんならもう数年は乗り回しているような気さえして思わず苦笑してしまう。


「ここに来るまで長かったよなぁ…」

「だからごめんって。でも本当ありがとね。お礼に玄兎のバイク選び、私もとことん付き合うから!」

「それ、ただお前が楽しいだけだろ。というか俺はバイク買う予定ねぇし。」

「あれ?前に店長さんとそんな話してなかった?」

「してない。」


確かに「相談に乗る」とは言われたが、ド素人の俺が相手では友人の倍以上面倒を掛けることになるだろう。

向こうはそれが仕事とはいえ、それは申し訳ない。


すると友人は「えー?」とつまらなさそうに眉を顰めて、


「玄兎、すっごく楽しそうな顔してたからバイクに興味持ってくれたのかと思って嬉しかったのに。」


一緒にツーリングとか行きたかったなぁ。

そう続いた友人の言葉に、俺は思わず顔を背けてしまうのだった。




蒲】
花言葉(よい便り)(希望)


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嘘つき、ロンリー。