Bow-WoW!
#07
「…という訳で。この度、便利屋さんに新しく仲間入りしたポチくんです。みんな、イジメないよーに。」
そうウォリックが言った瞬間、すぐさま「どういう訳だ」とニコラスのツッコミが入る。
その隣でアレックスも頭上に「?」をいくつも浮かべていた。
そして、当の玄兎はと言えば、
「ほら、ポチくんも挨拶。」
「すみませんすみませんテオ先生すみませんごめんなさいもうしません!」
「あちゃー…こりゃあ重症だわ。」
ブツブツと呟きながら、必死にアレックスを視界に入れないように、アレックスの視界に入らないようにウォリックの背後に隠れてガタガタと震えていた。
苦笑するウォリックに、またニコラスの手が動く。
「ん?」
『大丈夫か、そいつ。女が近くにいる限り、使いもんになんねぇぞ。』
「あーいや、便利屋に仲間入りってのは冗談で、しばらく預かることになったんだわ。リハビリの一環ってことなんだけど、」
そこで言葉を切ったウォリックが玄兎を振り返り、つられてニコラスとアレックスの視線がそちらに集まる。
だが玄兎はそれに気付かず、自分の殻にこもったままだった。
「俺は無駄だと思うんだけどねぇ?」
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(もうこのまんまでいんでね?)
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嘘つき、ロンリー。