弐拾壱:体は丈夫な方ですか?
今までにかかった一番大きな病気、
または一番大きな怪我は何ですか?
『身体は……、普通に生活する分には健康体な筈だったんだけどね…』
山姥「…………」
『審神者やってから…否その前からか。怪我が増えた。病気は風邪ひく程度かな。一番でかかった怪我はやっぱり…』
山姥「それ以上は書くな」
『ん?』
山姥「政府はもう知ってるんだろう?なら書くな。余程の馬鹿でなければ察することくらいできる筈だ」
『…ふふ。うん、そうだね』
弐拾弐:信仰している宗教はありますか?
『ああ、コレか!』
山姥「?」
『クロちゃんからピッタリな宗教教えてもらったんだよね。"刀剣男士教"っと』
山姥「待て」
弐拾参:好きな行事は何ですか?
それが好きなのは何故ですか?
『宴会』
山姥「それは行事か?」
『大事な行事でしょ?皆でドンチャン騒ぎするの、俺好きだし』
山姥「そうか」
弐拾肆:あなたは今どんな髪型で
どんな化粧をしていますか?
何故そうすることを選んだのですか?
『んー、と。長すぎず短すぎず、肩に付くくらいで若干癖毛。化粧は無し。何故って聞かれてもな…。コレが自然体だ』
弐拾伍:普段どんな服を着ていますか?
お気に入りの一着はありますか?
『Tシャツとジーパン。それかタンクトップとジーパンで、気温に合わせてYシャツとかで調整してる』
山姥「お気に入りは?」
『"遊び人 Lv.99"って書かれた寝間着に使ってるTシャツ』
山姥「…………」
『そんな目で見るなよ、事実だし?』
弐拾陸:日常的に使う道具は
丁寧に扱っていますか?乱暴に扱いますか?
『今は丁寧だと思うよ』
山姥「前は?」
『めっちゃ乱暴だったかな。それこそ瑠璃みたく日常的に何か壊してないと気が収まらなかったし』
山姥「…例えば?」
『例えば…、つっかかってきた男の顔ギリギリのとこで、そいつの後ろの壁に拳で穴開けたかな』
山姥「…………」
『脅しのつもりだったんだけどさ、そいつそれ見て気絶した』
山姥「(こわ…)」
弐拾漆:お金はいつもいくらぐらい
持ち歩いていますか?
『あんま買い物しないからねぇ…。持ち歩いても二千円とか?』
山姥「少なくないか?」
『目的があって金持ち歩くわけじゃないからさ。飲み物買えれば良いなぁってくらい』
山姥「店に欲しいものがあって高かったら?」
『予約しといて後日取りに行きゃ良いんでしょ?通販でも良いし、真黒先輩に取り寄せてもらうのも有りだし』
山姥「真黒の仕事が増える一方だな…」
弐拾捌:ちょっとした臨時収入があったら
まず何に使いますか?
『まずは全員平等にボーナス配るだろ。で、俺の分は食費に回して何か御馳走作る』
山姥「あんた料理以外の物は欲しくないのか?」
『え?あー……』
山姥「……無いのか?」
『んー……。資源が足りないかな。うちって手合せでも結構怪我する奴多いしね、同田貫とか。検非違使も最近よく出てくるし。鍛刀はあまりしないけど手入れ用の資源は欲しい』
山姥「はぁ。そういうのではなくあんたが得するものをだな…」
『みんな元気!それが一番!!ってことで、飯作ったらモリモリ食ってもらうよクニ!!』
山姥「っ!!!」
弐拾玖:自分の持ち物の中で自慢の一品は?
『自慢の一品…。あったかなぁそんなもの…』
山姥「無いのか?」
『お前ら以外でってなると無いかな』
山姥「っ!?俺たち以外で絞り出せ!」
『んなこと言われても…。お前ら以外で無くなったら困るものって言ったら下着とか?パンツ無いと隠すとこ隠せな…』
山姥「それ以上は言うなッッ!!」
『はは!ま、とにかく無いものは無い!!
そんだけお前らが大事ってこと!!』
山姥「っ!!!」
参拾:縁起、験を担いでやっていることや
気をつけているジンクスはありますか?
『縁起でも験担ぎでもジンクスでもないけど、手を合わせて「戴きます」と「御馳走様」はやるよね』
山姥「そうだな」
『当たり前だけど、食べ物への感謝だけは忘れないようにって思いながらいつも飯作ってるよ。生き物を殺すんだからさ、より美味しい物を作れたら良いよね』
山姥「あんた本当に戦闘と料理の時との差が激しいよな」
『料理してる時が一番幸せだからね。食べてくれる人の反応考えるだけでワクワクするしさ。そういう意味では特にお前らに感謝してるよ』
山姥「……そうか」