捌拾陸:クロさんと共通点が多い刀剣は誰ですか?
(例えば髪色が黒とか長いとか)
「刀剣で共通点…。ふむ…」
「髪は乱より長いよな…。長さも色も次郎太刀の旦那が一番近いか?」
「あそこまでの艶はありませんが、そうですね。ということは外見的には次郎ってことになりますか」
「そうだな。で、内面的には鳴狐だな。近いの」
「え?そうですか?」
「物静かだし、何考えてるのかわからねぇこともあるけど周りのことはよく見てるし。誰かが驚くのを密かに楽しんでるとこなんか特に共通してんだろ」
「″密かに″なんてそんな…」
「いやいや、そうだろ?」
「″この上なく″楽しんでます」
「余計に質悪いわッ!!」
「冗談です」
「大将っ!(そういうところを言ってんだよ!)」
「すみません。でもまぁ、私は…私が表情に表せない分、まだ知らない皆さんの表情を見たいだけですよ」
「!」
「ただ話しているだけではわからないこともあります。ちょっと的外れなことを言ってみたらこの人はどんな顔をするのか…、と思って言い始めたのがきっかけです。現世ではそんなに良い反応が返されなかったのですけど、皆さんは様々な表情を出してくれますから、つい…」
「やめられなくなっちまったのか?」
「はい…。嫌ならやめます。二度と言いません」
「(ンな話聞いてやめろなんて言えるわけねぇだろ)
嫌じゃねぇよ、俺っちも皆も」
「!良かったです。やめることになったら部屋に閉じ籠って皆さんと顔を合わせる時間も減らすところでした」
「!!?大丈夫だからな!!誰も大将の冗談嫌いじゃねぇんだからな!?」
「わかってます。冗談ですよ」
「ッ大将!!」
「ほら、その顔。だからやめられない」←微笑
(〜〜ッッ!!!こんな時にそんな顔しやがって!!!)
↑怒るに怒れない
捌拾漆:いきなりすみませんがクロさんは
ちょーっとの間ヘッドフォンで音楽
聴いてて下さい(CDズラッ)
「おい、今どっから出てきたこの山?」
「気にしちゃダメです。終わったら教えてください」
「…わかった」
薬研くんにお尋ねします。
結局キスの話はクロさんは誰だと
お答えしたんでしょうか
「あー…。アレなぁ…」チラ…
「…………」〜♪
「(……聞こえてねぇんだよな?)
秘密にすることでもねぇんだが、大将がめちゃくちゃ混乱して、落ち着いた後…」
「取り乱してすみません…」
「いや。俺っちも気づいてやれなくて悪い。この問はどうする?やめとくか?」
「……そうですね。今は保留にします。こういう事に関して欲望はありませんから。それに、予想でも適当に答えるのは、いつかするかもしれないお相手にも失礼な気がするので」
「律儀だな…」
「そんなんじゃないですよ。…そういうのは、軽い気持ちで考えて良いことではないと思うから…」
「…てことで、保留になった。なんとも大将らしい理由だったな。……でも…」
「…………?」〜♪
(大将の相手か…)
(…どうしたんでしょう?じっと見て…)〜♪
捌拾捌:刀剣男士のなかに紅一点で暮らしてますが
どっきりハプニングなどはありましたか?
例えばお風呂場でばったり!とか
転んだ拍子に胸を触られた!など
「大丈夫か大将?何か変なことされてねぇか?鶴丸の旦那とか特に」
「え?大丈夫ですよ。お風呂は″審神者入浴中″の札を忘れずにかけていますし、本丸で転んだことも無いですし。何故鶴丸なんです?」
「″どっきり″っつったら鶴丸の旦那以外には鳴狐くらいしかいねぇだろ?鳴狐は酷いどっきりはしねぇけど旦那は見境ねぇからなぁ。やり過ぎて旦那ですら思わなかったどっきりが発生してないかと」
「(酷い言われようですね…)
何もありませんよ。鶴丸も鳴狐も、皆さんとも特別何かあったことはありません」
「なら良いが…。何かあったらすぐ俺に言えよ?絶対に言えよ?(大将に何かしようモンなら柄まで通す)」
「?わかりました(随分心配性ですね…)」
捌拾玖:もし皆で現世に遊びに行けるとしたら
(勿論シロさんも一緒)夢の国?水族館?
どちらに行きたいですか?
「決め難いですね。どっちも行ったことありませんから」
「(!そうだよな…)
どっちか決めなきゃいけないってなったら?」
「どっちか…なら、水族館ですね」
「水中の動物がいるとこか」
「はい。夢の国も捨て難いですけど、シロも一緒なら人工的に作られた物に夢中になるよりも沢山の動物と触れ合いたいです」
「そうか、大将は動物に触ったことも…」
「犬と猫以外にはありません。水族館なら薬研たちも見たこと無いお魚だっているでしょうし、退屈はしないでしょう?」
「そうだな。乱や今剣もはしゃぎ回りそうだ」
「ですね。目を離せません」
「そうなると動物どころじゃなくなってくるぞ?」
「構いませんよ。私は楽しそうな人を見るのが楽しいので。それだけで満足です」
(…本心なんだろうな)
玖拾:クロの近侍は薬研ですよね?
もしシロの近侍を選ぶとしたら誰がいいですか?
「別に近侍ってわけじゃねぇよな?」
「そうですね。近侍を誰かに定めたことは無いので。お見舞いもジャンケンの結果でしたしね」
「だな。そもそも大将は近侍が必要無いくらい何でも一人でこなしちまうし。…で、シロの近侍だとさ。誰を選ぶ?」
「加州と大和守です」
「…二人?」
「はい。私が心配なのもありますが、慣れない内はシロは一人じゃ手に負えません。一人に絞るなら大和守ですね」
「へぇ?見舞いに行ったから?」
「それもあります。でも、刀剣たちの中で一番相性が良さそうなのも彼だと思うのです」
「まぁ…、性格云々はそっくりだよな。意外と好戦的な部分とか。でも二人揃って暴走したら大変じゃねぇか?」
「そこは大丈夫ですよ。大和守が暴走するのは戦場に立った時や何かを守ろうとする時です。加州とは喧嘩仲間ですけど、戦場にいる時ほど自分を見失っていることはありません。シロといて暴走することはまず無いでしょう」
「(よく見てんなぁ…)…あ、じゃあシロは?」
「あの子も怒る時は大和守と同様ですけど嫌いなものには容赦ありませんからね。大和守より厄介です。でも、だからこそ大和守をつければ少しは治まると思います。類は友を呼ぶ…と言いますか、同属嫌悪ならぬ同属愛好といったところですね」
「気持ちを共有できるってわけか。成る程な」